初日3番手バニャイヤ「昨年とは完全に別世界」雨でも晴れでもフィーリングに自信アリ
ドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤは、MotoGP第18戦バレンシアGP初日を3番手で終えたが、苦しんだ昨年とは”別世界”にいると、その改善ぶりに驚いている様子を見せた。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGP第18戦バレンシアGPの初日フリー走行で、ドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤは総合3番手タイムを記録。彼は苦戦していた昨シーズンのバレンシアGPからの一変ぶりに驚かされているようだ。
バニャイヤは昨年のバレンシアGPでは、予選17番手と後方からのスタートを強いられていた。決勝では追い上げは見せたものの、11位でのフィニッシュと好結果とは言えないものだった。
すでにランク2位が確定しているバニャイヤだが、今シーズンのバレンシアGPでは昨年から一転した好調ぶりを示している。雨となったFP1では6番手、ドライコンディションのFP2では3番手タイムを記録した。
彼自身「これまでで最高のバレンシアでの金曜日」と初日を振り返っているが、まるで昨年とは別世界だとも彼は語った。
Francesco Bagnaia, Ducati Team
Photo by: Gold and Goose / Motorsport Images
「ああ、満足しているよ。今日はこれまででもベストなバレンシア初日だと思うからね」
「だから今日はかなり楽しかった。今朝のウエットコンディションでもフィーリングは素晴らしかったし、午後も最初から凄くいい感覚だった。それこそここ数戦のようにね」
「いろいろな事をトライしてきたけど、もう明日から取り組む方向は分かっている。いい気分だし、かなり満足している」
「フィーリングも、グリップも良い形で始められた。昨年と比較すると完全に別世界だ」
「でもこうしてフィーリングが良くなって、強くなるのも初めてのコトじゃない。仕事がより上手くできるようになったからかもしれないし、いろんなコトが良くなってきているからかもしれない。それで最初から強くなっているように感じられるんだ」
バレンシアGP初日ではチームメイトのジャック・ミラーも好調な走りを示している。ミラーはバニャイヤよりも0.012秒速いタイムで初日の総合トップタイムを記録。ただFP1で喫した転倒は恥ずかしいものだったとも語っている。
「僕はちょっと熱くなってしまっていたんだ」と、ミラーはターン1のランオフエリアで起きた転倒について語った。
「いい気分だったことで、少し熱中してしまっていた。で、『FP1だ。ちょっとワイドになったけど、大丈夫だろう』と思っていたんだ」
「ターン1で無理をして転倒したいわけじゃなかった。でもまるで氷の上を走っているようだった。バイクを傾けすぎていたわけでもないし、そんなに酷い操作をしたとは思っていない」
「塗装のせいなのか、それとも水たまりといったモノのせいなのかは分からない。(ランオフの)オレンジと白の塗装部分は、結構(路面が)見えにくいんだ」
「でも間違いなく不意を突かれてしまった」
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