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バスティアニーニ、今季3勝目でドゥカティ昇格に前進?「バニャイヤは”問題”になると思っているはず」

エネア・バスティアニーニは、自分がドゥカティのファクトリーチームに移籍し、フランチェスコ・バニャイヤのチームメイトとなった場合、バニャイヤは困ることになるだろうと語った。

Francesco Bagnaia, Ducati Team

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 MotoGPフランスGPで勝者となったエネア・バスティアニーニ(グレシーニ)は、フランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)が来季のチームメイトに自分を希望しないのは、「彼にとって問題になるかもしれないから」だと示唆した。

 バスティアニーニは、フランスGPを3番手からスタート。好ペースで追い上げると、10周目にはジャック・ミラー(ドゥカティ)を抜き去り、首位を走るバニャイヤにも追いついてオーバーテイクを仕掛けた。

 ターン3でインに飛び込んだバスティアニーニは、バニャイヤにすぐさま抜き返されたものの、その後バニャイヤがコーナーでオーバーラン。バスティアニーニが首位に浮上した。

 トップから陥落したバニャイヤは、その直後にスリップダウンでクラッシュ。一方のバスティアニーニは今季3勝目を飾った。

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 ホルヘ・マルティン(プラマック)と共に、ドゥカティ離脱が有力視されているミラーの後任候補に浮上しているバスティアニーニ。今後のキャリアにとっても重要な局面で見事な走りを見せているが、ドゥカティにとってバスティアニーニのファクトリーチーム昇格以外の選択肢はあるかと訊くと、彼は次のように答えた。

「どうだろう。僕はドゥカティのボスじゃないからね」

「でも他のドゥカティライダーのことを考えると、僕の状況はより良いと思う」

「ペッコ(バニャイヤの愛称)は昨日、ジャックと(チームメイトとして)一緒にいたいと言っていた。ドゥカティが彼の考えに耳を傾けるかどうかは分からない」

「だけど、グレシーニやファクトリーパッケージのある他の(チーム)でも、僕は速く走ることができる」

 バニャイヤがチームメイトにミラーを望む理由について訊くと、バスティアニーニは次のように答えた。

「彼はドゥカティのリーダーであり、僕やマルティンのポテンシャルを知っているから、ミラーを望んでいるんだと思う。彼にとっては問題になるかもしれないからね」

 この件について訊かれたバニャイヤは、バスティアニーニのドゥカティ・ファクトリー昇格を拒否しているわけではなく、ミラーが望ましいとコメントしたのは2019年から組んでいるからだと述べるに留めた。

「ジャックは2019年から僕のチームメイトであり、彼のことは良く知っているんだ」

「だから、もし自分とガレージを共有する仲間を選ぶとしたら、より多くの会話をし、より多くの時間を一緒に過ごした人を選ぶのは普通のことだ」

「彼は友人であり、良いチームメイトであり、一緒に仕事をするのが好きだからだ」

「でも、それはチームが選ばなければならないことだ。エネアが選ばれても、マルティンが選ばれても、僕にとっては同じことなんだ。チームメイトとはいつもいい関係でいられる。エネアは、オースティンでとても競争力があったし、今日も優勝したのだから、このポジションにふさわしいと思う」

Francesco Bagnaia, Ducati Team crash

Francesco Bagnaia, Ducati Team crash

Photo by: Gold and Goose / Motorsport Images

 フランスGPで転倒した結果、ランキングトップのファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)から44ポイント差をつけられてしまったバニャイヤは、激しくプッシュしていたわけではなかったため、奇妙なクラッシュだったと振り返った。

「バスティアニーニに抜かれたとき、僕はマルク(マルケス/レプソル・ホンダ)と戦った(昨年の)アラゴンと同じ作戦を採ったんだ」

「できるだけ早く彼の前に出ようとした。でもターン8でミスをしてしまった。もう少し強くブレーキをかけようとしたけど、フロントのロックがひどくて、そのまま直進してしまったんだ」

「ブレーキを強くかけ過ぎたのかもしれない。コースに戻ったとき、『プレッシャーはない。彼に追いつこう』と思ったんだ」

「ミスしやすいと分かっていたから、なるべく早く彼に追いつこうとは考えていなかった。最後からふたつ目のコーナーに少し遅く入ったんだけど、転倒してしまった」

「だから少し変な感じだ。僕は自分のペースを保っていたし、何も問題はなかった」

「唯一変わったことと言えば、レースではミディアムタイヤを使っていたということだ。でもそれが転倒の原因だとは思っていない」

「なぜだか分からないけど、ターン11は少し呼吸を整えるためにゆっくり走った。でも転倒してしまった。理解するのがとても難しいし、今はちょっと怒っているんだ」

 
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