バスティアニーニ、地元戦3位は「素晴らしいこと」雨の難コンディションに”乗り換えが正解か?”と疑心あったと明かす
エネア・バスティアニーニは、MotoGPサンマリノGP決勝でホルヘ・マルティンが雨でマシンの乗り換えを選んだときは、ライバルの判断が正解だと考えていたという。
MotoGPサンマリノGPの決勝でエネア・バスティアニーニ(ドゥカティ)は3位となったが、レース中はプラマックのホルヘ・マルティンが雨でマシンの乗り換えを選んだときに、相手の判断が正しかったのではないかと考えていたという。
サンマリノGP決勝はスタート前から天候が崩れ、雨がぽつぽつと降り始めていた。小康状態でレースは始まったが、6~7周目には雨が少し強まっている状況にあった。
ここでマシンの乗り換えを選んだのがホルヘ・マルティン(プラマック)などだったが、その後雨は激しくならずコンデイションが改善したため、結果的にこれは失策になった。
8番手スタートだったバスティアニーニはこれに乗してペースダウンしていた車両との差を詰めると、ステイアウトによってさらに順位を上げ、最後は3位フィニッシュを果たした。
ただバスティアニーニは自らの選択とは異なり、雨が強まったときにピットへ入ったマルティンの選択がベストだったと考えていたという。
「レースは結構後ろからのスタートだったから、僕としては大変なグランプリだったんだ」とバスティアニーニは言う。
「だけど雨が少し降り始めたとき、先頭との差を詰められる可能性があると分かったんだ。それで僕はどんどん差を詰めようとしていった。優勝争いもしたかったけど、調子が良くなくてね。足が朝から調子が良くなかったんだ。でもそれはともかく、ホーム戦で表彰台をとれるというのは、なんであれ素晴らしいことだ」
「スタート後は数周で雨が少し降り始めていたんだけど、常に同じ場所で降っていたわけじゃなかった。それで危険な状況かどうかを考えていたけど、ホルヘがピットへ向かったときにはあれがベストな策なのかとも思っていたよ」
「だけど結局雨は止んで、コースもラップ毎に改善していった。最終的にはいいレースだったよ」
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