初フロントロウのバスティアニーニ「タイムアタックの改善に取り組んできた成果だ!」
グレシーニのエネア・バスティアニーニは、MotoGPカタールGP予選で2番グリッドを獲得。この結果は、オフシーズンからタイムアタックの作業を進めてきた成果だと彼は語っている。
写真:: MotoGP
MotoGP2022年シーズン開幕戦カタールGPの予選では、エネア・バスティアニーニ(グレシーニ)が速さを見せて2番グリッドを獲得。MotoGP2年目の若手が決勝を初めてフロントロウからスタートすることになった。
バスティアニーニはこの予選での好結果について、冬の間からタイムアタックに取り組んできたことの成果が現れたと考えている。
「信じられないほどの結果だよ」と、バスティアニーニは予選後にSky Sportsに対して語った。
「この冬の間たくさん準備をして、タイムアタックを速くするためにテストしてきたんだ。予選2番手はこれ以上無い結果だよ。ポールポジションが良いというのは当然だけど、大事なのは明日だからね。良いレースにできることを願っている。速いライダーがたくさんいるから簡単じゃないだろうけど、やってみるよ」
バスティアニーニは昨年、MotoGPにデビューしたルーキーで、使用するマシンも2年型落ちのバイクだったが、表彰台を2度獲得する活躍を見せた。ただ彼は予選位置が悪いという点を課題としていた。今回はそれを改善してきたということになる。
そしてこれまでにない上位グリッドからのレースは、彼にとって新たなチャレンジとなる。それは本人も認めるところで、ひとまずレースを楽しみたいと彼は語った。
「スタートをフロントロウから迎えるのは初めてだし、レースをどうマネジメントすればいいのか、本当に分からない。普段は後方から狙ってきたんだけど、明日はそうじゃないからね」
「接戦になるかどうかは分からない。でもスズキとホンダはパフォーマンス的に飛躍を遂げていると思う。レースマネジメントはこれまでと違ってくるような気もするけど、楽しみたいね」
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