ザルコ、ドゥカティファクトリー昇格決定か。アビンティアがバスティアニーニ起用認める
アビンティア・ドゥカティはヨハン・ザルコが今季限りでチームを離れ、後任として現在Moto2に参戦中のエネア・バスティアニーニを起用する予定だと認めた。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGPに参戦するアビンティア・ドゥカティは2021年シーズンのライダーとして、現在Moto2クラスに参戦しているエネア・バスティアニーニを起用することを認めた。
2021年のMotoGPクラスのシートは既にその大半が決定済み。8月中旬に今季限りでアンドレア・ドヴィツィオーゾがドゥカティを離れることが決まったことで、ドゥカティが唯一ファクトリーチームの布陣を確定させていない陣営となっていた。
このシートについては、ドゥカティのサテライトチームであるプラマックのフランチェスコ・バニャイヤ、もしくはアビンティアのヨハン・ザルコのどちらかが起用されるだろうと見られてきた。
両者は既にドゥカティとの契約を延長済みであり、後はどちらがファクトリーチームへ入るのか、その発表が待たれている状態となっていた。
そしてサンマリノGP初日、アビンティアのルーベン・チャウス代表はザルコが“99%”の確率で今季限りでチームを去ることを認め、その後任がバスティアニーニになると認めた。
「チームの状況を向上させようとしていたのは明らかだ」と、チャウス代表は言う。
アビンティアは今季からドゥカティのサテライトチームとなり、技術サポートなど体制が拡充されている。
「物事は非常に早く起こっている。こういったことは2年後になると思っていたが、突然正しく動くようになり、1年でステップアップしたんだ」
「来年、ヨハンが我々と共に進まないことは明らかだ。それは彼にとって非常に喜ばしいことだ。彼はドゥカティでファクトリーマシンに乗るに値する」
「我々が若い世代のライダーが力を示す場所を保持しているのは明らかだ。本当に順調に進めているし、若いイタリア人(バスティアニーニ)が入ってくると確信しているよ」
「99%の確率で、バスティアニーニが来年我々のチームに参加すると確信している」
またバスティアニーニもドゥカティとの契約にサインしたことを認めた。ただ彼はまだどのチームに入るかは分かっていないとも述べた。
「ああ、ドゥカティと契約したよ」と、バスティアニーニは言う。
「今のところ、どのチームかは分からない。だけど来週かどうかはわからないけど、それを確認できるようになると思うよ」
「僕にとって、来年ドゥカティで走ることは本当に重要なことだ。僕にとって家族のようなものだし、(同郷の)イタリアのバイクだからね。MotoGPで速さを発揮することは可能だと思う。どうなるか見てみよう」
なお、現在アビンティアはティト・ラバトと2021年までの契約を結んでいるが、そのシートはMoto2のルカ・マリーニに取って代わられる可能性が高いと見られている。
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