ミサノで2度目の表彰台を獲得したバスティアニーニ、今後の課題は予選順位にあり
エスポンソラマのエネア・バスティアニーニはエミリア・ロマーニャGPで3位表彰台を獲得。彼は2日目に転倒を重ねたことで、決勝に向けては自信がなかったと語る。また今後の課題には予選を挙げている。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGP第16戦エミリア・ロマーニャGPで、3位表彰台を獲得したエネア・バスティアニーニ(エスポンソラマ)。ルーキーながら2度目の表彰台となった彼は、今後の課題が予選にあると考えている。
9月中旬に開催された第14戦サンマリノGPで、バスティアニーニは12番グリッドからスタートし、MotoGPクラス初の表彰台を獲得した。
しかし同じくミサノ・サーキットで行なわれたエミリア・ロマーニャGP2日目に3度の転倒を喫し、予選では16番手と前回よりも低迷。再びの表彰台獲得は難しいかと思われた。
ただそうした予想を裏切り、バスティアニーニは決勝レースで見事な追い上げを見せた。最終ラップでは、タイトルを獲得したファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)から表彰台を奪い3位でレースを終えたのだ。
バスティアニーニはレース後以下のようにコメントした。
「そうだね、僕にとって非常に難しい週末だった」
「土曜日は8周で3台のマシンを壊してしまい、今日(日曜)は表彰台に上る自信はなかったよ」
「でもレースで周回をしているうちに、自分のペースが見えてきたんだ。僕のペースは先頭グループのマルク(マルケス/レプソル・ホンダ)とペッコ(フランチェスコ・バニャイヤ/ドゥカティ)と近いと見えた」
「ラスト10周はポジションを挽回するためにかなりプッシュをし、最終的に4番手まで上げられたよ」
「それに、ファビオがすぐ近くにいたから、最終的ラップでは彼に追いつこうと全力でプッシュした。そしてヘアピンでファビオをパスしたんだ」
「チームに感謝している。彼らは昨日(土曜日)も今日(日曜日)もとても、とても素晴らしい仕事をしてくれたんだから」
「ファビオとのバトルはとても不思議な感じだった。なぜなら、彼はタイトル争いをしていて最終的にその争いに勝ったからだ」
「でも僕の中では、彼との距離が接近していたから、3位になりたいとしか考えていなかった。オーバーテイクにも磨きがかかっていたし、満足だ」
この結果により、バスティアニーニは4戦連続でトップ6フィニッシュを記録。だが、その過去4戦の予選結果は、9番手、12番手、16番手、16番手とあまり上位グリッドは獲得できていない。そのため、彼も今後予選でのパフォーマンスを改善する必要があると認めている。
「毎戦予選の(パフォーマンスの)せいで、9番手や16番手からスタートをしている」
今後の課題を聞かれたバスティアニーニはこのように答えた。
「レースにとっては良くないよね。沢山オーバーテイクをしなければいけないから」
「また、僕たちは土曜のFP4でもっとコンスタントに走らなければいけない。これまでは少ない周回しかしていなかったから。今僕たちは残り2戦に向け何ができるかを学んでいるよ」
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