マルケス代役のニッコロ・ブレガ、MotoGP初挑戦では「具体的な目標はない」将来的に転向目指す可能性も?
マルク・マルケスの代役としてMotoGPポルトガルGPに参戦するWSBKライダーのニッコロ・ブレガが意気込みを語った。
Nicolo Bulega, Ducati Team
マルク・マルケスの代役でドゥカティからポルトガルGPに出走するニッコロ・ブレガは、MotoGP初挑戦に向けて先日ヘレス・サーキットでMotoGPマシンをテスト。天候不良もあり限られた練習しかできなかったが、デビュー戦を楽しみたいと語った。
「ナーバスになったりはしてないんだ。僕は今週末、何かを証明しなければいけないわけじゃないからね。このチャンスをとにかく楽しんで、スーパーバイクとは違うたくさんのことを理解していきたい」
ポルトガルGPの木曜日、ブレガは集まったメディアに対しそう語った。
「焦りたくないんだ。MotoGPではそういうのは逆効果になるだけだ」
「マレーシアでの(デビューの)可能性もあったけど、大差は無かったと思う。僕としてはドゥカティにMotoGPマシンをテストさせてもらえるように頼むことが必要だったんだ。先週ヘレスでテストをしてきたけど、雨に見舞われてしまった」
「バイクの乗り方を理解するためのもので、本格的なテストというよりも、試乗と言った感じだった。でも何も無いよりは絶対に良い。ポルティマオはアップダウンが激しく、本当にジェットコースターみたいなサーキットだから、デビューには簡単ではないけど、それもまたいい経験だ」
ブレガはMotoGPマシンを走らせる上で、体が勝手に動くわけではなく、頭で考えて走る状態だとも語る。
「MotoGPマシンはスーパーバイクより速く、ブレーキも強力だ。ライドハイトデバイスの操作も、僕の場合は体が勝手に動くわけでもない。タイヤだって違うし、そういった様々な違いが重なって、大きな違いになっているんだ」
「正直、具体的な目標は無い。セッションごとにバイクへの理解を深めていき、スーパーバイクとの違いへ対処していくことが求められるだろう」
Nicolo Bulega, test Ducati a Jerez
Foto di: Ducati Corse
そんなブレガは、チームメイトとなるフランチェスコ・バニャイヤには質問をたくさん浴びせていたという。
「ペッコがチームメイトで嬉しい。昨日は1000個は彼に質問して、うんざりさせてしまったかもしれない! でも理屈を聞くのとやってみるのは違うんだ。僕らは小さい頃とても仲が良かったんだ。僕が(VR46)アカデミーを出ていってからはちょっと離れていたけど、最近はまた仲良くしてる。だからペッコとチームメイトだっていうのは嬉しいんだ。なんでも聞けるからね」
さらにブレガは、今年激しくWSBKタイトルを争ったライバルのトプラク・ラズガットリオグルが、2026年にMotoGP移籍を決めたことで、MotoGPへの考えが変わったという。
なおブレガは2026年にドゥカティのMotoGPテストライダーを務める事も決まっているため、2027年以降のMotoGP挑戦の可能性が指摘されている。
「スーパースポーツに移ったとき、まずはスーパーバイクライダーのトップになることを目標にしていた。時間がかかると思っていたけど、去年は初勝利を挙げて最終戦までタイトルを争った。今年もラズガットリオグルと最終戦まで戦った。最初の2年でこれだけできたのは信じられないくらいだ」
「トプラクがMotoGPに行くと聞いて、2027年にはピレリも参入することになって、ふと思ったんだ。『僕はここでトプラクと戦っている。彼がMotoGPに行くなら、僕も行きたい』ってね。2027年なら、マシンももう少し扱いやすく、スーパーバイクに近いものになるだろうから」
もしブレガのMotoGP転向が実現すれば、Moto3とMoto2以来のMotoGPパドックへの復帰となる。
「あの頃の僕とは違う。いろんなことを学んだし、昔はもっと違うやり方ができたかもしれない。でも、過去よりも未来を見ていたいんだ」
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