鉄人クラッチロー、大怪我からの復帰初乗りはまだ『 “超" 痛い 』

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鉄人クラッチロー、大怪我からの復帰初乗りはまだ『 “超" 痛い 』
執筆:
2019/02/12 8:35

LCRホンダのカル・クラッチローは負傷による3ヵ月の離脱の後、MotoGPに戻ってこられたことが嬉しいと語った。

 LCRホンダのカル・クラッチローは自身の怪我から3ヵ月でMotoGPに復帰できたことについて、嬉しいと語っている。

 クラッチローは昨シーズン、オーストラリアGPでの大クラッシュにより右足首を骨折し、残る終盤3レースと、昨年行われた2度のプレシーズンテストを欠場している。

 クラッチローは負傷した右足がまだ完全に回復しきっていない状態ながら、セパンテスト(2月6日〜8日)へ参加している。彼は足の負傷について、バイクに乗っている間、悩まされることはなかったと話す。

 彼はセパンテストをチームメイトの中上貴晶や、同じように負傷明けのマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)らを、0.4秒近く上回る6番手タイムで終えた。

「3日間のテストを終えて満足している。これ以上良いテストにするのは難しかったと思う」

 クラッチローはそう話す。

「足首は痛むし、熱かったり、腫れだってある。だけど僕は思っていたよりも足首は良い調子だと感じている。マシンに乗っている時に心配するような物じゃない……ただ、降りた時は心配だけどね」

「まだ(足の動きは)遅い。リヤブレーキとシフトペグ周りの動きが遅いんだ。でも、3ヵ月バイクから離れていたことを考えれば、良い方だろう」

「ただ、取り違えないでほしいんだけど、僕は毎朝起き上がる時にバスにぶつけられたような(痛みを)感じているんだ」

 クラッチローはセパンテストで、ファステストラップのミスとターン5でのクラッシュがなければ“もう少し速く”できたと付け加えている。

「転倒しなければもう少し速く走れただろう。完全に僕のミスだ。ターン2で僕は激しく突っ込みすぎたんだ」

「ファステストを刻んだ周回のセクター1では、ベストと比べて0.3秒失っていた。だから次のラップでは0.5秒速くしようとして、気が狂ったようにプッシュしたんだ」

「それで、チャタリング(細かな振動)が出て転倒したんだ。本当に柔らかいタイヤで、1周あたり0.6~0.8秒は削れたはずだ。それもあって僕は快適に、より速く走れたんだと思う」

 クラッチローは、彼自身の負傷と、マシンのフィーリングが異なることもあり、2019年仕様のマシンにまだ慣れていないと付け加えている。

「(セパンテストの間)2018年仕様と2019年仕様の両方に乗ったから、どういった感じか分かった。でも昨年のバレンシアとヘレス、2回のテストを欠席して、マシンに適応する機会を逃してしまった」

「たぶん、僕は(新しいマシンに)適応する必要があるんだ。ある部分で快適に感じられていないからね。僕ら(ホンダ勢)はブレーキングゾーンで多く転倒している。フロントに負荷をかけすぎているからだ」

「(2019年仕様のマシンは)フロントの感覚が全く異なっていて、昨シーズンまでのような負荷は無いように感じられる。だから、ホンダは(フロントの問題を)改善していると思うし、僕はそれに適応する必要がある」

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シリーズ MotoGP
イベント セパン公式テスト
サブイベント Friday
ドライバー カル クラッチロー 発売中
チーム Team LCR
執筆者 David Gruz
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