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新型RC213Vは“別の”マシン? クラッチロー「シャシーは去年のほうが良い」

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新型RC213Vは“別の”マシン? クラッチロー「シャシーは去年のほうが良い」
執筆:
2019/05/14 9:37

LCRホンダのカル・クラッチローは2019年仕様のマシンがあまり快適に感じられていないと言い、昨年仕様とは“違って”感じられると語った。

 LCRホンダのカル・クラッチローはヨーロッパラウンド初戦スペインGPでは8位入賞となったが、昨シーズンの同じ段階と比べると、獲得ポイント数は9ポイント少なくなっている。しかし、クラッチローは開幕戦カタールGPでは2019年仕様のRC213Vで表彰台を獲得、アメリカズGPではライドスルーペナルティにより表彰台のチャンスを失ったものの、力強い走りを見せていた。

 “ひどいスタート”とタイヤ選択によって妨げられたスペインGPを生き残り、8位でフィニッシュした後、クラッチローは最新のホンダのマシンを快適に感じることができていないと語った。

「マシンの良いフィーリングを見つけ出す必要がある」と、クラッチローは言う。

「問題は、今年のマシンの感覚が昨年のようなモノじゃないことなんだ」

「ここまで4レースを終えて、今年のマシンのフィーリングは理解できた。だが、シャシーは昨年の方が良かったように感じられるんだ」

「忘れないで欲しいんだけど、僕は2018年のマシンにも今年乗っているんだ。その時にはこの(2019年の)マシンよりも自信を感じられたんだ」

 今シーズン、ホンダはエンジンの面で大きなステップを踏み出した。しかしクラッチローは以前、そうした進歩が伝統的なフロントエンドの強みを犠牲にすることを心配していた。

 現在、ホンダはライダー、コンストラクターズランキング共にトップに付けている。そしてレプソル・ホンダのマルク・マルケスはチャンピオンシップにおける最有力候補と広く認められている。

「皆はいつも“マルクはそれで勝っているじゃないか”と言う。だけどそれはマルクであって、彼は違うライダーだと認める必要がある。彼は僕じゃないんだ」

「分からないが、彼が2018年仕様に飛び乗ったとして、恐らく2019年仕様と同じほど速くはないだろう。現時点ではそれが僕の感覚だ。僕らはそれに取り組む必要がある……が、僕はまだ自信はあるし、速さもモチベーションも感じている」

「ヘレスでの8位は悪い結果だと見ている。だけどそれは世界でもトップ8だという事だ。単純にね」

 昨シーズン終盤、クラッチローは右足首に大きな怪我を負い、2019年シーズンの開始時に完全に回復した状態まで立て直すことができなかった。

 彼は右足でブレーキを掛ける時に、まだ機敏さに欠けていると語っている。

「去年と比べて、コーナー中盤にブレーキから右足を離す部分では本当に苦戦している」

「(バンク角)60度で旋回しようとして、リヤブレーキをフルで掛け、それからリリースする事に苦戦しているんだ」

「だけど僕はそれに対処する必要がある。決して良くはならないだろう。適応する必要があるんだ。僕は恐らくサムブレーキを試す必要があるのだろう。だけど僕には時間がない。それをゼロから学ぶために、レースにやってくることなどできないんだ」

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この記事について

シリーズ MotoGP
ドライバー カル クラッチロー 発売中
チーム Team LCR
執筆者 Valentin Khorounzhiy