ヤマハ、カル・クラッチローとのテストライダー契約を2023年まで延長
ヤマハは、元MotoGPライダーであるカル・クラッチローとのテストライダー契約を2023年まで延長することを明らかにした。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGPに参戦するヤマハは、カル・クラッチローとのテストライダー契約を2023年まで延長すると発表した。
クラッチローは長年MotoGPへの参戦を続けてきたが、2020年をもって現役を引退。その翌年となる2021年には、ヤマハのテストライダーに就任し、MotoGPへの関わりを継続してきた。
その2021年はテスト業務以外にも、怪我により戦線を離脱したフランコ・モルビデリ(当時ペトロナス・ヤマハSRT)の代役として4レースに出場。データ収集に努めた。
彼とヤマハの契約は2021年の単年となっていた。昨年末から既にマネージングディレクターのリン・ジャービスは契約延長を示唆していたが、正式に契約延長の運びとなった。
現在はセパン・インターナショナル・サーキットで開催中のシェイクダウンテストに参加し、2月5日からのプレシーズンテストにも参加する予定だ。
契約延長に際し、クラッチローはSNSを通じて次のようにコメントを寄せた。
「今後2年間、モンスターエナジー・ヤマハ・MotoGPチームのテストライダーを再び務めることができ、嬉しく思う。去年からの良好な関係を継続することは、関係者全員にとって理にかなうモノだと思っている。また100%の力で臨んでいくよ」
なおヤマハは2月4日にチームの参戦体制発表を実施する。2022年型のYZR-M1の進歩は昨年王者となったファビオ・クアルタラロを今後もチームに引き止める上で重要なモノとなるだろう。
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