クラッチロー、タイGPのコンディションに不満「レースするにも限界を越えていた」

カル・クラッチローはMotoGPタイGPの決勝レースについて、水しぶきの量が多すぎて危険な状態だったと語っており、限界を越えていたと主張している。

クラッチロー、タイGPのコンディションに不満「レースするにも限界を越えていた」
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 MotoGP第17戦タイGPを19位でフィニッシュしたRNFヤマハのカル・クラッチローは、レースが雨によって非常に危険なものになっていたと主張している。

 今回のタイGPは決勝レース時に豪雨に見舞われ、スタートがディレイ。雨が弱まった後にスタートを迎えた。

 ただレースが始まった当初、コース上でマシンが跳ね上げる水しぶきは非常に大きく、かなりの悪コンディションであると見られた。

 実際、ディレイ中には数人のライダーがFIM関係者などと、コンディションに関して話し合ったりする場面も見られていた。

 クラッチローは15番グリッドからレースに挑んだものの、最終的には19位。ポイント獲得を逃す結果となった。彼はレーススタート時のコンディションについて「限界を越えていた」と語っており、まだ開始すべきではなかったと主張した。

「レースのスタート時は本当に大丈夫かという感じだった。F***なほど危険だった……本当に危険だったんだ」

Cal Crutchlow, RNF MotoGP Racing

Cal Crutchlow, RNF MotoGP Racing

Photo by: Gold and Goose / Motorsport Images

「正直、僕やマーベリック(ビニャーレス/ヤマハ)、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(グレシーニ)なんかは、(水しぶきのせいで)スロットルを閉じていたよ。皆、ただ突っ込んでいるだけなんだ」

「雨用のライトもただの懐中電灯程度だ。何も見えたものじゃない」

「で、そう言ってると『ああ、不満を言ってるけど、キミはレースをすべきだ。かくかくしかじか……』なんて言われるんだろう。ああいった水しぶきの中、あのスピードでバイザー越しでは、前を見るのも不可能だ」

「僕にしてみれば、レースをする限界を越えていた。でも自分はもう(レギュラー参戦で)レースをしているわけでもないんだから、僕の話は聞かれないだろうと思っていた。それに、前に並んでいるライダー達にしてみれば、違うシナリオでもあっただろう。だって前に15台も並んでいるわけじゃないんだからね」

 そして、クラッチローはこうも付け加えた。

「以前もこうしたレースの経験はある。何年か前のもてぎだったと思うけど、雨の中でレースをしたんだ」

「その時も水しぶきは酷かった。でも今日は、信じられないほど酷かったんだ」

 
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