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ジョアン・ミル、王者として迎えた最終戦は消化不良「接触で電子機器にトラブルが出た」

MotoGPの今季チャンピオンのジョアン・ミルは、ポルトガルGP序盤の接触による電気系統の問題が原因で、リタイアを余儀なくされたと語った。

Joan Mir, Team Suzuki MotoGP

Joan Mir, Team Suzuki MotoGP

Gold and Goose / Motorsport Images

 2020年シーズンのMotoGP王者であるジョアン・ミル(スズキ)は、最終戦ポルトガルGPをリタイアという、消化不良の形でシーズンを終えた。

 ミルは予選20番手に沈んだが、決勝ではスタートからアグレッシブに攻め、オープニングラップを終えた段階で12番手に浮上した。

 しかしミルは、2周目のターン3でヨハン・ザルコ(アビンティア)のリヤに接触したことで再び19番手まで後退してしまった。そして実はオープニングラップの同コーナーで、ミルは多少強引にオーバーテイクを仕掛け、フランチェスコ・バニャイヤ(プラマック)を追い抜いたがその際にも接触があった。なおバニャイヤはこの接触で肩を脱臼してしまい、リタイアを強いられた。

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 これらの接触のうち、どちらかが原因でミルのマシンは電子機器に問題が発生。トラクションコントロールが機能しなくなり、リヤタイヤの消耗とともに問題が悪化していってしまったようだ。そしてミルは、16周目にピットイン。レースをリタイアした。

「アドレナリンが出ていたから、簡単にオーバーテイク出来たし、楽しかったよ」

 そうミルは振り返った。

「それから、ペッコ(バニャイヤ)に謝らなくてはいけない。あの時は本当に攻撃的で、少しやりすぎてしまったからだ。僕はあの手の作戦を批判する方だけど……ダーティーとは言わないけどベストな動きではなかった」

「ザルコの時か、ペッコの時かは分からないけど、接触がバイクの電子機器に影響を及ぼしてしまった。それで、トラクションを無くしてしまったんだ。場所によってトラクションがあるところと無いところがあった。レース中に何度か危ない瞬間があって、本当に危険だったんだ」

「タイヤが消耗してくると、問題がどんどん悪化していって、リタイアせざるを得なくなった」

 ミルが予選で下位に沈んだのも電子機器の問題が原因だったが、彼はレースで発生した問題とは別物だと考えている。

 ポルトガルGPは、ミルがチャンピオンを獲得してから最初のレースだったが、消化不良の形でレースを終えた。もしトラブルがなければ、どんな順位でレースを終えられたかは分からないと、彼は語った。

「昨日の電子機器の問題は今日とは違う。今日の問題は、トラクションコントロールが時々効かなかったことだ」

「問題があったし、分からないからどんな順位でゴールできたかは言えないね」

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