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Moto3から飛び級で最高峰クラスへ……周囲からは疑問の声も「迷いはなかった」とダリン・ビンダー

RNFレーシングから2022年にMotoGPクラス昇格が決まったダリン・ビンダー。彼はMoto3からの飛び級での契約を、悩むようなことはなかったと語った。

Darryn Binder

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 10月21日、ヤマハはセパン・レーシング・チームの後継となるRNFレーシングとサテライト契約を結んだことを発表。合わせて2022年のライダーとしてMoto3クラスから飛び級でダリン・ビンダー(23歳)を起用することを明らかにした。

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 ビンダーは2015年からMoto3クラスに参戦しているが、現在のところ1勝しか挙げておらず、タイトル争いにも絡んでいない。そのため飛び級で最高峰クラスに参戦することには疑問の声も上がっている。

 Moto3からの飛び級という点では、ジャック・ミラー(現ドゥカティ)という前例がある。しかしミラーは2014年にMoto3クラスでタイトル争いを展開し、6勝を挙げつつもわずか2ポイント差でタイトルを逃している実績もあるため、状況は対照的だ。

 ビンダー自身も、RNFレーシングからMotoGPクラスへ飛び級することについて、チャンスを断る事はできなかったものの、眼前には課題が横たわっていると認めている。

「今日はまるで現実じゃないみたいで、別世界に居るような気分だ」と、ビンダーは語る。

「MotoGPクラスを走ることは幼い頃からの夢で、それは誰でも得られるチャンスじゃない。そして僕自身、Moto3から(MotoGPに)進むチャンスを得られるとは、間違いなく予想していなかった。だから凄く興奮している」

「これは大きな前進となるから、僕にとっては本当に大きな学びの機会になるだろう」

「とてもワクワクしている。僕にできる限りハードに働く準備はできている。年末に初めてYZR-M1に乗った時から全てが始まるんだ」

 またビンダーは「間違いなく、このチャンスを断ることはできなかった。僕にとって迷うようなことじゃなかった」とも付け加えている。

「これは一足飛びの進歩になる。兄(KTMのブラッド・ビンダー)にもたくさん質問することになるだろう。休暇中には彼を追いかけてトレーニングして、より大きなバイクへの準備を整えたい」

「僕としては、Moto3には長く留まりすぎた、という風にも感じられている。僕は身体もかなり大きいし、もっと大きなバイクのほうが合っているような感じがするんだ」

「たくさんの学びが待っているだろう。でもハードワークにためらいは無いし、どんどん強くなっていくために、ベストを尽くすよ」

 なおビンダーは、MotoGPクラスへの飛び級が発表されてから迎えたエミリア・ロマーニャGPを、予選16番手からスタート。終盤は3位表彰台を争っていたが、ポイントリーダーのペドロ・アコスタ(Red Bull KTM Ajo)に最終ラップに追い抜きを許してしまい、4位フィニッシュとなった。

 

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