飛び級ダリン・ビンダー、2023年はMoto2クラスへ参戦。「MotoGPクラスでの学びを活かしたい」
2022年にMotoGPクラスへ”飛び級”してきたダリン・ビンダーだが、来シーズンはMoto2クラスへの参戦が決定した。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGP2022年シーズンにRNFヤマハから最高峰クラスへデビューしたダリン・ビンダー。彼は来シーズン、Moto2クラスへの参戦が決まった。
ビンダーは昨年マーベリック・ビニャーレスのヤマハ離脱をきっかけに起こったライダー人事の結果、ヤマハのサテライトチームであるRNFヤマハから最高峰クラスへのデビューが決まった。
2015年のジャック・ミラー以来となるMoto3クラスからの飛び級ということで注目を浴びる一方で、タイトル争いなどにも絡んでいなかったことからその実力に疑問の声も挙がっていた。
そしてMotoGPクラスへ踏み入れたビンダーだが、最高峰クラスの洗礼を浴び、彼は苦戦が続いていた。
8月にはRNFが2023年からアプリリアのサテライトへ鞍替えすることが発表。あわせてライダーラインアップもラウル・フェルナンデスとミゲル・オリベイラとなることが明かされ、ビンダーはわずか1年で最高峰クラスのシートを失うことになった。
ビンダーの2023年の去就に関してはMoto2クラスへの参戦を望んでいることは分かっていたものの、これまで具体的な計画は明らかになってこなかった。そして10月19日、ビンダーはLIQUI MOLY Husqvarna Intact GPからMoto2クラスへの参戦することが分かった。
世界選手権での挑戦を続けられることになったビンダー。彼はMotoGPクラスでの経験をMoto2クラスで活かしていきたいと語った。
「来年からLIQUI MOLY Husqvarna Intact GPに加入し、そしてMoto2バイクを走らせられることを、本当に楽しみにしている。この経験豊富で素晴らしくプロフェッショナルなチームに加われるなんて、素晴らしいことだ」
「いい結果を出せると信じているし、今年MotoGPで学んだこと全てがMoto2で素早くまともなポジションを争えるように適応を進めるための助けになってくれると思う」
「こうした素晴らしいチャンスを与えてくれたチームの皆と、一緒にレースをするのが待ちきれないよ!」
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