ドゥカティCEO、肝心の場面で転倒のマルク・マルケスを擁護「自信過剰からの小さなミスは誰でもある」
ドゥカティのクラウディオ・ドメニカリCEOはマルク・マルケスについて「自信過剰」になり転倒してしまうこともあると持論を語っているが、大きく問題視はしていないようだ。
MotoGPで2025年の話題の中心になっているドゥカティのマルク・マルケスだが、彼が好調にもかかわらず度々転倒してしまうことについて、ドゥカティのCEOは今のところあまり問題視はしていないようだ。
マルケスは今年ドゥカティのファクトリーチームに昇格すると、開幕からライバルを圧倒。連続ポールポジション、連勝を積み重ねていった。ただ大得意としているアメリカズGP決勝でまさかの転倒を喫し、さらに第5戦スペインGPでも優勝候補と目されている中で転倒し大きくポイントを取りこぼしてしまった。
転倒が響き、現在マルク・マルケスはランキング首位から陥落……1ポイント差の2番手で弟のアレックス・マルケス(グレシーニ)を追いかける状況になっている。
この状況をドゥカティのドメニカリCEOが分析。マルケスは時折、自信過剰に陥ってミスしてしまうときがあると指摘した。とはいえ、その素晴らしいパフォーマンスから、今はさほど問題視はしていないようだ。
「マルクは並外れた存在で、彼のライディングは非常に優れている。ただ彼も時には自信過剰になり小さなミスを犯してしまうこともある」
ドメニカリCEOはGPOneにそう語った。
「だがバイクをコントロールできることを証明してきているんだ。小さなミスは時には起こるものだと言っておこう。しばらくはそれでも大丈夫だと願ってね」
一方でスペインGPでトップ争いを離脱した兄に代わってキャリア初優勝を成し遂げたアレックス・マルケスについては、その走りを称賛した。
「彼はこれまでも素晴らしいレースを繰り広げてきたが、へレスでも素晴らしい走りをしてみせた。ブラボーだ!」
またドゥカティはスペインGPのアレックス・マルケスの勝利によって、2024年シーズンから続く連勝記録を「22」に伸ばした。これはホンダと並ぶ史上最多タイの記録だ。
ドメニカリCEOは「この偉業達成はとんでもない瞬間だ」と語っている。
「この結果は我々が以前から取り組んできたことが結実したモノであり、優れたライダーとバイクによる努力の結果だ」
「しかし、決勝でファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)が強さを示してきたことは、他のメーカーも懸命な努力を続けていること、そして優遇措置による恩恵を受けていることを示している」
「我々が同一のルールでチャンピオンシップを争っているわけではないことを、誰もが覚えているわけではない。実際、ファクトリーライダーによる多くのテストの機会を持ち、エンジンを多数使ってより開発できるメーカーがあるんだ。その結果、ギャップは縮まり、他のメーカーが我々を捕まえてくるだろうと考えている」
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