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コーナリングのヤマハ復活? ドヴィツィオーゾも驚く“非力なバイク”で予選最速

ドゥカティのアンドレア・ドヴィツィオーゾは、ヤマハとの最高速の違いがこれまでで最も大きかったと、驚きを隠さなかった。

Andrea Dovizioso, Ducati Team

Andrea Dovizioso, Ducati Team

Gold and Goose / Motorsport Images

 MotoGP第18戦マレーシアGPで、ドゥカティのアンドレア・ドヴィツィオーゾとバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は3位争いを展開。しかしトップスピードでドゥカティに劣るロッシは苦戦し、結局4位に留まるしかなかった。

 ヤマハは他メーカーに比べて最高速度の面で苦戦してきた。一方ドゥカティはエンジンパワーに常に秀でており、その傾向は今季も変わっていない。

 マレーシアGPでもその差は大きく、ドヴィツィオーゾは330.2km/hを記録したが、一方のロッシはスリップストリームを使うことも試みたにも関わらず、321km/hしか記録できていない。 

 しかしそういった最高速で劣るマシンにも関わらず、ヤマハ勢は予選でフロントロウを独占。ファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)がコースレコードを更新する速さを記録してみせた。

「決勝では、僕がドゥカティに来て以来最も大きなエンジンの差があった。直線でギアが5速や6速の時、その違いは大きなものだった」とドヴィツィオーゾは語った。

「ただ、彼らはコーナーをより速く出てくるんだ。それが予選で彼らがより強い理由だ」

「エンジンの面でかなり遅れているにも関わらず、予選で僕たちとの間にあるギャップを考えてみて欲しい。これは、彼らがコーナーでどれほど速いかを示している典型的な例だよ」

 またドヴィツィオーゾはロッシの前に留まり続けることが重要だったと付け加えた。さもなくばソフトタイヤが保たなかったというのだ。

「常に(ロッシの)前にいるなら、彼が抜こうとしているのか、それとも限界ギリギリなのかは分からない。だから前に留まろうとすることは正しいと思う」と、ドヴィツィオーゾは言う。

「彼がオーバーテイクを仕掛けてきた時、かなり無理をしているように見えたから、ペースを維持するのは難しいように思えた。だから僕は前に留まろうとしたんだ」

「僕は少しだけパワーを使ったんだ。そうでもしないとタイヤが保たなかっただろう。タイヤはかなり消耗していたけど、それはマレーシアではいつもの事だ」

 昨年のマレーシアGPでドヴィツィオーゾは6位だったこともあり、今回3位を獲得したことに、彼は満足している様子を見せた。ただ2位のマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)と争う事が望みだったという。

「良いギャップを作れた。過去に僕らは、暑いマレーシアでのレースで常に苦戦してきた」

「正直、良いスタートを切った後はもう少し期待していたんだ。それだけのペースがあった。マーベリック(ビニャーレス)に余力があるのは分かっていたけど、マルクには挑めると思っていた」

「残念ながら僕は2回ワイドになってしまい、それで(マルケスへの挑戦は)終わった。もう少しやってみようとしても、上手くいかなかったんだ」

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