ドヴィツィオーゾ、アプリリアで2度目のテスト完了。でも“ワイルドカード”参戦の予定はナシ?
アンドレア・ドヴィツィオーゾはアプリリアでの2回目のテストを実施。しかし噂される今シーズンのMotoGPワイルドカード参戦について、現時点で予定はないと語った。
Andrea Dovizioso, Aprilia
Aprilia Racing
2021年シーズンをフリーの状態で過ごし、2022年のMotoGP復帰を目指しているアンドレア・ドヴィツィオーゾ。彼は5月11〜12日にアプリリアで2度目のテストを行なった。
4月にヘレスでアプリリアのマシンを初めてテストしたドヴィツィオーゾだったが、今回はムジェロ・サーキットでテストが行なわれた。
ドヴィツィオーゾはアプリリアでのテスト参加をきっかけに、同チームからワイルドカード参戦するのではないかと噂されている。ただ彼は今後のことに関しては未定だと、以前と変わらない姿勢を貫いている。
「僕らの計画はこの2回のテストをすることで、この後の事については話していないんだ」
ドヴィツィオーゾはそう語る。
「最初から明確だったし、それが本当のところだ。僕としてはこの2度のテストを行ないたかったし、それが現実のものとなった」
「この後、僕らはこの先のことについて話をするだろう」
またmotorsport.comからさらなるテストや、レース参加の希望はないのかと尋ねられると、ドヴィツィオーゾは次のように答えている。
「レースについてだけど……それについて話すのは重要じゃないと思う。現時点ではそれは計画にないことだったからね」
「まだこのバイクをプッシュすることができていない。だから現時点でレースについて考える理由はないと思う」
「様子を見てみよう。他にテストをする機会を持てるかもしれないけど、それに関しても話し合うことが必要だ」
今回のムジェロでのテストは、主にウエットコンディションでの走行となった。アプリリアはヘレスでドヴィツィオーゾから要望を受け、マシンを調整して今回のテストに臨んでいたが、あまり多くのフィードバックを得ることはできなかったようだ。
Andrea Dovizioso, Aprilia
Photo by: Aprilia Racing
「残念だけどまだアプリリアに説明するフィードバックはあまり多くないんだ。特にムジェロでは最初のテストからバイクも大きく変わっていて、詳細を理解するのに時間が必要だったからね」
「いろんなモノに変化があった。まずライディングポジションが変わっていて、そこから様々な部分を理解しようとプッシュしていった」
「いくつか考えはある。でも普通、僕はそういうことを話す上で結構慎重なんだ。バイクのフィーリングは割とすぐに掴めるものだけど、プッシュした時のフィーリングを理解するのが重要だ。細かいところを理解するためにはプッシュして速く走る必要があるんだ」
「そして僕はまだその状態にはなっていない」
またドヴィツィオーゾは2022年のMotoGP復帰を目指しているものの、将来についての言及は避けている。
「1日1日、この瞬間の人生を生きているんだ。だからストレスはなにもない。僕にとって良いシチュエーションになるなら、それを選んでいくつもりだ」
2022年の選択肢としてアプリリアがベストかと訊かれたドヴィツィオーゾは、そう答えた。
「将来については分からない。まだそのことについて話す時期じゃないと思っている」
「僕はかなり幸せだし、過去19年間してきたことから他のことをする時間が増えた。それは良いことだよ」
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