ドヴィツィオーゾ、来季は完全フリーな状態と認める。2022年復帰目指す意思は変わらず
2020年限りでドゥカティを離脱するアンドレア・ドヴィツィオーゾは、2021年はMotoGP業界から離れ、休養期間とすることを正式に認めた。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
2020年8月、MotoGPで15勝を記録しているアンドレア・ドヴィツィオーゾが、来季はドゥカティとの契約を延長しないと発表した。
以降、プランBを持っていないと明かした彼の来季の行き先については数々の情報が流れてきたが、11月になり、彼は2021年はMotoGPから離れ休養期間とすることを認めた。
最近、motorsport.comはドヴィツィオーゾがホンダ、KTM、ヤマハとテストライダー契約について話し合いを行なっていることを明らかにし、彼はその中でもヤマハとの契約に近づいていると考えられていた。
しかし今月9日、彼は2021年にどのメーカーのテストライダーともならず、2021年はMotoGPに留まらないということが判明した。
なおドヴィツィオーゾは2021年に関しては、彼の愛好するモトクロスレースに情熱を注ぐと見られているが、依然として2022年にMotoGPへ復帰する可能性を保ちたいとしている。
「過去数ヵ月、MotoGPプロジェクトにおけるテストライダーのオファーをいくつか受け取った。それらのメーカーからのオファーには感謝している」
ドヴィツィオーゾは自身のインスタグラムアカウントに、そうコメントを投稿している。
「だけど、僕は今のところは何も取り組みを決めないことにし、正式な契約から自由でいることに決めた」
「レースへの大きな情熱を持っているし、依然として勝利を争いたいと思っている。僕と同じ情熱や野望、同じ目的、価値観や仕事のやり方を共有する組織を見つけ、すぐにMotoGPへ戻りたいと考えている」
「今は世界選手権を可能な限り最善の形で終えることに集中している。それから既にパートナーといくつかのプロジェクトを開始している」
なおドヴィツィオーゾが復帰を目指すとしている2022年だが、この年はMotoGPのプロモーターであるドルナ・スポーツと各チーム間の契約が更新されるタイミングとなっており、グリッドの陣容にも変化が予想されている。
しかしその時ドヴィツィオーゾは既に36歳。これまで多くの実績を残してきたドヴィツィオーゾであっても、シートを見つけることに苦労する可能性はあるだろう。
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