アプリリア&ドヴィツィオーゾ、2021年のテスト継続で合意。次回テストは6月ミサノ
MotoGPに参戦するアプリリアは、アンドレア・ドヴィツィオーゾとのテストを2021年シーズンを通じて実施していくことで合意したと発表した。
写真:: Aprilia Racing
MotoGPに参戦するアプリリアは5月21日、アンドレア・ドヴィツィオーゾと2021年を通じてテストを行なっていくことで合意したと発表した。
ドヴィツィオーゾはMotoGPクラスで通算15勝を記録しているライダーだが、昨シーズンはドゥカティとの契約を延長せず、2022年の復帰を念頭に今季をフリーの状態で過ごしている。
彼は4月にアプリリアのRS-GPをヘレスでテスト。5月にはムジェロで2度目のテストを行なっており、そのままアプリリアと契約するのではないかとも見られていた。ただ2度のテストを終えたドヴィツィオーゾは当時、さらなるテストの可能性に関してはまだ話し合っていないと述べていた。
しかし5月21日、アプリリアはドヴィツィオーゾと2021年の一連のテスト実施を継続することで合意に至ったと発表した。
直近で彼がアプリリアのマシンを走らせる予定は、6月23〜24日。ミサノでレギュラーライダーのアレイシ・エスパルガロとロレンソ・サヴァドーリの2名と共にRS-GPを走らせることになる。
「ムジェロではドライコンディションでテストをすることができなかったけれど、アプリリアがヘレスで始めたテストを続けないかと求めてくれた。このバイクの開発に貢献できる機会を与えてくれたことを嬉しく思う」
ドヴィツィオーゾはそうコメントを寄せている。
「この試みは僕ら双方に利益のあるものだと思う。僕は2022年のMotoGP復帰を見越してトレーニングを継続でき、アプリリアは興味深い情報を受け取ることができる」
「そうした理由から、僕らはさらなるテストを行なうことを決めたんだ」
またアプリリアのテクニカルディレクターであるロマーノ・アルベシアーノは次のように加えている。
「我々のRS-GPプロジェクトは昨年から革新を遂げており、我々は今、開発を推し進めることができるようになった」
「2021年シーズンの序盤は非常にポジティブであり、明らかな改善が見られた」
「今、アンドレアとの作業予定を組むことができるのは、この成長を加速させ、強固にするための素晴らしい機会だ」
「最初の2回のテストで、すでに多くの問題に触れたが、これから一緒にもっと深く検討して、非常に若いプロジェクトから最高のパフォーマンスを引き出そうと努力していく」
なお今回の発表には、噂されていたドヴィツィオーゾのワイルドカード参戦は含まれていない。
アプリリアは2021年シーズンの5戦を終えた段階で、アレイシ・エスパルガロが35ポイントを獲得してランキング7番手につけている。
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