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決勝に自信があるだけに前からスタートしたかった……ドヴィツィオーゾ、追い上げなるか?

アンドレア・ドヴィツィオーゾは、ドゥカティのMotoGPライダーとしての最後の予選を12位で終えたことに怒り、失望していると語った。

Andrea Dovizioso, Ducati Team

Gold and Goose / Motorsport Images

 今季限りでドゥカティに別れを告げ、2021年シーズンはMotoGPから離れることになっているアンドレア・ドヴィツィオーゾ。そんな彼はドゥカティ最終レースとなるMotoGP2020年シーズン最終戦ポルトガルGPの予選に臨んだが、結果は12番手と振るわなかった。

 彼は今回のレースペースが“興味深いもの”であったために、この予選結果に失望していると語った。

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「今回の予選については、かなり怒っているしガッカリしている。何故なら僕の(レース)ペースはプラクティスを追うごとに改善していたし、レースに向けて興味深かったからだ」

「今回は前の2列からレースをスタートすることが重要だったんだ。このトラックでは角度をつけて走るコーナーが多くて、オーバーテイクが非常に難しいからね」

「ミシュランタイヤの特性的にもあまりアグレッシブにブレーキを遅らせることはできない。見ての通り、フロントがすぐにロックしてしまうから、多くのライダーがブレーキングでミスをしている。おそらく速いライダーと一緒にスタートすれば、それについていくことができると思うんだ」

「自分のペースとさほど違いがないライダーについていくことができれば、大抵のコースではより速く走ることができる。そういう意味で良いグリッドポジションが必要だっただけに、とてもガッカリしている。まあ、どうなるだろうね」

「(コンストラクターズ)チャンピオンシップでは(ドゥカティの)多くのライダーと一緒に戦っているから、全てで敗北したという訳ではない。最初の2コーナーはタイトでポジションを上げることはほぼ不可能だから、スタートがとても重要になるだろう。速さがあるからこそ集中力を切らさないようにしないとね」

 ドヴィツィオーゾはMotoGP初開催となるアルガルヴェについて、自分のライディングスタイルに合わないためあまり好きではないと言うが、ドゥカティでのキャリアを終えるには良い場所であると語った。

「最後のレースを新しいトラックで走ることができて嬉しいよ」とドヴィツィオーゾは言う。

「レイアウト自体はあまり好きではないけど、素晴らしい場所だ。僕のスタイル、特性には少し合っていないというだけだ」

「基本的に僕はハードブレーキングを得意としている。(今回のアルガルヴェは)僕の大好きなマレーシアや日本などとは違う特性のコースだ。でもとにかく、最後にふさわしい良い場所だよ」

 

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