転倒で16ポイントを失うよりマシ? ドヴィツィオーゾ「グリップがゼロだった」

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転倒で16ポイントを失うよりマシ? ドヴィツィオーゾ「グリップがゼロだった」
執筆:
2019/04/03 3:15

アンドレア・ドヴィツィオーゾは、アルゼンチンGPの最終ラップに、バレンティーノ・ロッシによって抜かれた際、転倒を恐れていたことを明かした。

 アルゼンチンGPでは惜しくも2位獲得を逃すこととなったアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)。彼はレースの大部分で2位を走行していたが、最終ラップのターン7でバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)によって躱されると、そのままロッシに先行を許してしまった。

 ターン7でのロッシの動きはアグレッシブなものだった。一方のドヴィツィオーゾは少しワイドにコーナーへ侵入していたことで、切り返す可能性は開かれていた。

 しかし、ドヴィツィオーゾはロッシに先行を許してしまう。これにはライダーたちがレースウィークを通じて不満を表明していた、トラックの汚れが関係しているようだ。

 ドヴィツィオーゾはラインを外していたことで“クラッシュを恐れていた”と話しており、そのためにロッシを抜き返す試みができなかったと言う。

「ロッシが僕をオーバーテイクした時、僕はクラッシュすることを本当に恐れていたんだ。その部分のトラックのグリップはゼロだったからね」

 ドヴィツィオーゾはそう話す。

「最終ラップで16ポイントを失うようなクレイジーな事はしなかった。それは良い考えとは言えない」

「レース中のタイヤの働きには満足していない。僕のスピードは(マルク)マルケスとはかけ離れたていて十分なモノではなかったんだ。ロッシにギャップを築くこともできなかった。これが悪い点だね」

「残り10周で、僕はロッシとのギャップを作るために望んだほどは速く走れなかった」

「彼は(後ろで)僕のライディングをとても良く研究することができた。そしてオーバーテイクのチャンスを生み出したんだ。僕はそれに反応することができなかった」

 ドヴィツィオーゾは2位を失ったこともあり、結果に“満足してはいない”と話すが、一方で、昨シーズンのパフォーマンス(6位)と比較した時のドゥカティの“大きな”進歩については満足しているようだ。

「去年、僕は今日のレースで刻んだラップタイムよりも1秒は遅かった」

「マシンの改善はとても大きい。目標は表彰台獲得で、僕らはそれを達成した。だから、そこに関しては本当に嬉しいよ」

「それでも、僕らが戦っているライダーを考えると十分ではない。だけど、僕らのスピードはコンスタントに2位を走れるものだった」

「去年は6位でフィニッシュしたけれど、それは多くのライダーがクレイジーな事をし、クラッシュしたからだ。それを考慮すると、今年の進歩はかなり大きいと思う」

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シリーズ MotoGP
イベント 第2戦アルゼンチンGP
サブイベント Race
ドライバー アンドレア ドヴィツィオーゾ 発売中
チーム Ducati Team 発売中
執筆者 David Gruz
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