マルク・マルケス、ドゥカティと2028年まで契約延長を正式発表!「未来を赤く染めるために全力を尽くす」
ドゥカティはマルク・マルケスとの契約を2028年まで2年間延長したことを発表した。
MotoGPに参戦するドゥカティは、現所属のマルク・マルケスとの契約を2028年まで延長したことを正式に発表した。
マルケスはホンダとの契約を途中で終了し、2024年にドゥカティ陣営のグレシーニへと加入。競争力を取り戻したマルケスは2025年にドゥカティのファクトリーチームへと移籍し、その年に圧倒的な強さで2019年以来のチャンピオンに輝いた。
彼の次期契約はMotorsport.comの調べでは、すでに数ヵ月前の段階で成立していたと見られている。ただMotoGPと参戦メーカーによる商業枠組みを定める”MotoGP版コンコルド協定”の締結が遅れていたことで、ライダーの契約発表も伏せられてきた。
そのMotoGP版コンコルド協定が締結されたことを受け、ライダーの契約発表が解禁され、6月23日にマルケスの契約延長が正式に明かされた。
マルケスは第5戦フランスGP後に、古傷の影響が出ていた右肩を手術しており、第7戦イタリアGPで復帰。第8戦ハンガリーGP、第9戦チェコGPで連勝を果たしており、回復が進んでいる様子だ。
ただ長期契約である以上、予期せぬ事態が発生した場合に、双方の合意によって契約を早期終了できる条項が盛り込まれている可能性は高いだろう。
契約延長の発表に際し、マルケスは次のようにコメントを寄せた。
「僕は赤だ」
「この新たな契約によってドゥカティ・レノボ・チームに残り、このファミリーの一員であり続けられることを本当にうれしく思っている。ドゥカティに加入することを決めた時、僕はここが最も競争力のあるプロジェクトだと確信していた。彼らは僕を信じてくれた。そして僕たちは信頼と努力を土台にした関係を築き上げてきた」
「今回の契約延長によって、彼らは再びその姿勢を示してくれた。僕のタイミングを尊重し、正しい決断を下すために必要な安心感を与えてくれたんだ。一緒に過ごした最初の年に、僕たちはタイトル争いをして、それを勝ち取った。これはかけがえのない結果であり、僕たちが選んだ道が正しかったことを証明するものだ」
「僕はこのスポーツが大好きだからレースを続けているし、さらに大きな目標を達成したいと思っている。それを実現するために、こここそが最適な場所だと確信している」
「ここにいる限り、未来を赤く染めるために全力を尽くすつもりだ」
ドゥカティのゼネラルマネージャーであるジジ・ダッリーニャは、マルケスの仕事ぶりに称賛の言葉を送っている。
「ドゥカティとマルクの関係は信頼から始まった」
「最初に我々を求めたのは彼だった。彼が我々を選んでくれた。そして今日、我々は共に未来を計画していることを発表できうれしく思う。しかも、その未来はバラ色以上に“赤い”未来だ」
「マルクはドゥカティ・レノボ・チームでの経験を導くうえで、情熱、モチベーション、そして純粋な競争心を常に優先してきた。チーム全体を信頼してくれたことは我々に誇りを与え、彼を支えるために常に全力を尽くそうという原動力になった」
「エンジニアとして、マルクとの仕事には感銘を受けている。彼はデスモセディチGPを最高レベルのパフォーマンスへ導き、あらゆる要素をさらに高めてくれた」
「我々の野心は何も変わっていない。そして、スポーツ面でも個人的な面でも、マルクとともにドゥカティの新たな章を歩めることをうれしく思っている」
MotoGPは2027年から850ccの新世代マシンへと大きくレギュレーションが変わる。現在Motorsport.comの調べでは、マルケスの新チームメイトには現KTMのペドロ・アコスタが移籍してくる見込みとなっている。
2025年の王座により、全クラス通算9度のチャンピオンとなったマルケス。35歳となる2028年シーズンまでに、どこまでその記録を伸ばせるだろうか?
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