ドヴィツィオーゾ、KTM移籍にも現実味? ドゥカティとの契約交渉は”停滞中”

2021年に向けたドゥカティとアンドレア・ドヴィツィオーゾの契約は停滞中だと、ドヴィツィオーゾのマネージャーが認めた。

ドヴィツィオーゾ、KTM移籍にも現実味? ドゥカティとの契約交渉は”停滞中”

 MotoGPの2021年シーズンに向けた、ドゥカティとアンドレア・ドヴィツィオーゾの契約延長交渉が”停滞”している。ドヴィツィオーゾのマネージャーは、現在までにチームからドヴィツィオーゾへ提案が出されていないと認めた。

 ドゥカティとドヴィツィオーゾの契約は今季限りで満了となるが、両者の契約延長交渉は金銭的な条件で折り合いがついていない。新型コロナウイルスの世界的な流行による経済的な影響に対する懸念がある中、ドゥカティはあまり大きなコストを費やしたがっていないのだ。

 ここ数週間、ドヴィツィオーゾはKTMに移籍するのではないかとも噂されているが、KTMのモータースポーツディレクターであるピット・ベイラーは、KTMが契約している4名のライダーを維持することに焦点を当てているとコメント。噂の鎮静化を図った。

 ドヴィツィオーゾのマネージャーであるシモーネ・バティステッラは、「現時点でドゥカティからは何の提案もない」とmotorsport.comに語った。

「全てはドゥカティの考え方とアプローチ次第だ。つまり、彼らがアンドレアの給与をどれだけ割り引くつもりなのかということだ」

「今年、19レースから20レース戦ったとして、”数字”が増えないなんて本当なのか?」

 ドヴィツィオーゾが2017年に6勝を挙げ、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)とタイトルを争った後、彼の契約は推定150万ユーロ(約1億7600万円)から600万ユーロ(約7億円)まで値上がりしたと見られている。

 ドゥカティは6月にワークスチームおよびサテライトチームであるプラマックの2021年ラインアップを固めたいと考えている。仮にドヴィツィオーゾがドゥカティとの契約延長に至った場合、ドゥカティのワークスチームはドヴィツィオーゾとジャック・ミラーというコンビになる可能性がある。

 ミラーがプラマックからドゥカティに昇格した場合、ダニーロ・ペトルッチの将来は不透明なモノとなる。2019年にドヴィツィオーゾとコンビを組んだペトルッチは、イタリアGPでMotoGPでの初優勝こそ成し遂げたものの、一貫して良いパフォーマンスを見せることはできなかった。

 彼がドゥカティのシートを失った場合、スーパーバイク世界選手権(WSBK)に戦いの場を移す可能性もあると噂されている。

  motorsport.comのインタビューに応えたペトルッチは、自身はまだMotoGPに集中しており、より多くの勝利を挙げることができると信じていると述べた。

「そんな提案はまだ僕のところに来ていないので、それ(WSBK参戦)についてまだ考えていない」

「でも、僕はMotoGPで勝てると思う。チャンピオンシップに勝てるとは言わないけど、僕は少なくとも1勝しているんだ。またそれを再現したいと思っている」

「MotoGPに継続参戦したいというのは言うまでもないけど、競争力のあるバイクでトップを目指して戦いたい。それが不可能なら、僕は周りを見回さなくてはいけない。そしておそらく、ドゥカティとスーパーバイクを戦うことになるだろう」

「でも僕はプランA(MotoGP)に集中したいし、それを実現させたい」

 

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