ドゥカティはドイツGPでも強い? ミラー&バニャイヤ、不得意コースでも自信あり
ドゥカティのジャック・ミラーとフランチェスコ・バニャイヤは、MotoGP第8戦ドイツGPの舞台はドゥカティに向いたコースではないものの、良い結果を残せると考えているようだ。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
6月18日(金)に開幕するMotoGP第8戦ドイツGP。左回りの曲がりくねった全長3.7kmのザクセンリンクを舞台に、今季もレースが行なわれる。
このサーキットはドゥカティが苦手とする場所のひとつで、過去に優勝を記録したのは2008年のケーシー・ストーナーのみ。直近の表彰台獲得が2016年のアンドレア・ドヴィツィオーゾという点からも、ドゥカティにとって厳しい戦いとなることが予想される。
2021年シーズンのドゥカティはここまでの7戦で2勝をマーク。ジャック・ミラー、フランチェスコ・バニャイヤがそれぞれランキング3番手と4番手に並び上位につけている。そのため、ザクセンリンクではダメージを小さくすることが重要とも言える。
ただ今季のドゥカティは様々なサーキットで競争力を発揮してきており、苦手としてきたヘレス戦でもミラーが勝利を収めている。そのためか、ミラーはザクセンリンクでも良い結果を残すことが可能だという考えを示した。
「2年ぶりにドイツ・ザクセンリンクでのレースに戻ってきた。ここは特殊な短いコースで、ドゥカティにとって最高のコースというわけではない。でも今年のドゥカティは、強いと予想していないサーキットでさえも、競争力を発揮してきた」
「カタルニアGPもポジティブなレースだったし、デスモセディチに対するフィーリングも好調なままだ。だからまた今回も好結果を目指して争うことができると確信している」
ミラーはチームのプレビューでそう語った。チームメイトのバニャイヤはチャンピオンシップ争いを考える上でも、ドイツGPで好結果を残せるかどうかは重要だという考えを示し、レースウィークの最初から競争力を発揮して聞きたいと語っている。
「サマーブレイク前の残り2レースを迎えたけど、今はチャンピオンシップにおいてとても大事な時期だ。今週末に好結果を得ることが重要になる」
「確かにザクセンリンクはドゥカティのバイクの特性に最高に合致しているわけじゃない。でも今年は上手くできる自信があるんだ」
「いつものように週の始めから競争力を発揮していくことが重要になる。チームと一緒に仕事に取り掛かるのが待ちきれないよ」
なお現在のチャンピオンシップ争いをリードしているのは、ヤマハのファビオ・クアルタラロで、獲得ポイントは115。14ポイント差の2番手にはドゥカティのサテライトチームであるプラマックのヨハン・ザルコが続き、ミラーとバニャイヤは首位からそれぞれ25ポイント、27ポイント差となっている。
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