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ジャック・ミラー、右腕の腕上がり手術を受け成功。第3戦ポルトガルは参戦予定

ドゥカティのジャック・ミラーはMotoGP第2戦ドーハGP終了後に腕上がりに対する手術を受け、これが無事成功した。

Jack Miller, Ducati Team

写真:: Ducati Corse

 MotoGPの2021年シーズンはロサイル・インターナショナル・サーキットでの開幕2連戦が終了し、第3戦からはヨーロッパラウンドに突入する。そして欧州戦に入る前に、ドゥカティのジャック・ミラーは右腕の“腕上がり“を治療する手術を受けた。

 第2戦ドーハGPのレース終盤、ミラーは右腕に腕上がり(アームパンプ、コンパートメント症候群とも)の症状が発生。彼はヨーロッパラウンドに入る前に、これを解決するために手術を受けることを選んだ。

 この症状はライディングで腕を酷使するライダーに度々発生するもので、血流の増加に伴って筋が膨張した結果、筋区画内部の圧が上昇。その結果患部に力が入らなくなるなどの症状が発生する。

 症状緩和のためにライダーたちは筋膜に切れ目を入れる手術を受けることが多く、かつては中上貴晶(LCRホンダ)やファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)などもこの手術を受けてきた。

 ミラーは第2戦終了後に手術を受ける可能性もあると認めていたが、最終的にバルセロナの病院で、MotoGPライダーを担当する外科医として著名なザビエル・ミル医師と彼のチームによる手術を受けた。

 手術は無事成功し、ミラーはリハビリ開始前の術後24時間を病院で過ごすことになる。4月18日に行なわれる第3戦ポルトガルGPには参加できる見通しだ。

「短い手術で、とても上手く行った」と、ミラーは語っている。

「リハビリを始めるのが待ちきれない。次のポルティマオ戦まではまだ10日間残っている」

「回復が普通に進めば、僕はポルトガルでトラックに戻っていけるだろう。仮に100%の状態ではないとしてもだ。ミル医師と彼のチーム、そして彼らが施してくれた治療の全てに感謝したい」

 ミラーは第2戦ドーハGPを9位でフィニッシュ。レース中に発生したジョアン・ミル(スズキ)との間で発生した接触では論争も引き起こされたが、レースディレクションはこれをレーシングインシデントと判断、ペナルティなどは与えていない。

 なお第3戦ポルトガルGPを前に腕上がりの症状で手術を受けたライダーは、ミラーだけではない。

 テック3・KTMのイケル・レクオナもそのひとりで、彼もミラーと同じようにバレンシア市内の病院で右腕の手術を受けている。

「とても嬉しい。手術には完全に満足している。IMEDバレンシア病院とエドゥアルド・サンチェス・アレプス医師とそのチームに感謝したい」と、レクオナはコメントしている。

 

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