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バスティアニーニ、2023年ドゥカティファクトリー昇格が決定。マルティンはプラマック残留

ドゥカティは2023年シーズンから、ファクトリーライダーとしてエネア・バスティアニーニを起用すると発表。ホルヘ・マルティンはプラマックに残留し継続参戦することになる。

Enea Bastianini, Gresini Racing MotoGP

写真:: Dorna

 ドゥカティはMotoGP2023年シーズンのファクトリーチームのライダーとして、エネア・バスティアニーニを起用すると発表した。

 2023年以降のドゥカティのラインアップは、既にフランチェスコ・バニャイヤの継続起用が公表済み。一方で離脱の決まったジャック・ミラーの後任となるライダーがどうなるかに注目が集まっていた。

 候補としては今シーズン開幕戦で初優勝を果たしたグレシーニのバスティアニーニと、プラマックのホルヘ・マルティンが挙げられていた。

 そしてドゥカティは彼等のどちらを昇格させるか、見極めを続けてきた。

 最終的にドゥカティは3勝をマークしているバスティアニーニをファクトリーチームへ昇格させることを決定し、8月26日に公表した。

「来年からドゥカティのファクトリーチームのカラーリングを纏えることにワクワクしている。僕の夢だったし、今それが叶ったんだ」

 発表に際して、バスティアニーニはそうコメントした。

「MotoGPでのこの2年間で、僕は多くのことを学び成長してきた。そしてドゥカティ・レノボ・チームのメンバーやエンジニアと共になら、改善していけると信じている」

「僕のことを信じ、こうした素晴らしいチャンスを与えてくれたクラウディオ(ドメニカリ/CEO)、ジジ(ダッリーニャ/ゼネラルマネージャー)、パオロ(チアバッティ/スポーティングディレクター)、ダビデ(タルドッツィ/チームマネージャー)に感謝したい。そして今年素晴らしいサポートをしてくれているグレシーニ全体と、ナディア(パドヴァーニ/グレシーニ代表)にも感謝したい」

「ファクトリーライダーとして新たな冒険に挑む前に、この2022年シーズンをできる限り最高の形で締めくくりたいと思う」

 ドゥカティのファクトリーチームのラインアップ決定に合わせて、プラマックの来季ラインアップも発表された。ファクトリー加入とはならなかったマルティン、そしてチームメイトのヨハン・ザルコの2名が継続起用されることになる。

 ドゥカティのサテライトチームでは、グレシーニも既にラインアップは決定済み。ファビオ・ディ・ジャンアントニオが残留し、新たにアレックス・マルケスが加入する。

 VR46に関してはまだラインアップについて発表は行われていない。ただルカ・マリーニとマルコ・ベッツェッキで継続されると見られている。

 
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