MotoGP

バニャイヤ、アラゴン決勝は復調3位。きっかけは「大型ブレーキディスクへの交換」とドゥカティ明かす

フランチェスコ・バニャイヤはMotoGPアラゴンGP決勝で調子を取り戻して3位となったが、そのきっかけとなったのはブレーキディスクの交換だった。

Germán Garcia Casanova

Germán Garcia Casanova

公開日時: 2025/06/09 3:31

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Francesco Bagnaia, Ducati Team

Francesco Bagnaia, Ducati Team

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 MotoGP第8戦アラゴンGPの決勝レースでフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)は3位フィニッシュ。スプリントレースの不調から立ち直ってきたが、改善のきっかけはブレーキディスクの交換だったという。

 バニャイヤは直近のレースであるフランスGPでは16位、イギリスGPでは転倒と悪い流れが続いていたが、アラゴンでも不調の波は続いた。

 予選でこそ2列目4番手を確保したが、スプリントレースでは全くペースがなく、12位とポイント圏外でのフィニッシュに留まってしまった。

 しかし決勝レースでは一変して速さを発揮。勝利したチームメイトのマルク・マルケスには及ばなかったが、一時は2位のアレックス・マルケス(グレシーニ)に迫りつつ、3位を持ち帰った。

 この好転のきっかけは、ブレーキディスクをより大型の仕様に変更したことだったという。これによってバニャイヤにブレーキング時の自信を与えようとしたとドゥカティは説明している。

「ペッコ(バニャイヤ)にブレーキングでの自信を与えるため、ちょっとした変更が必要だったと思う」

 そう語るのはドゥカティのチームマネージャーであるダビデ・タルドッツィだ。

「我々はその変更をブレーキディスクと新たなシステムに見出して、それが大きな違いを生んだと思う」

「とはいえ、ドゥカティがペッコを助けようとしない瞬間は存在しなかったがね」

Francesco Bagnaia, Ducati Team

Francesco Bagnaia, Ducati Team

Photo by: Gold and Goose Photography / LAT Images / via Getty Images

 アラゴンGPの舞台であるモーターランド・アラゴンは、ブレーキが1周の29%で使用され、ブレンボはブレーキの負荷レベルを6段階中4番目の“ハード”に分類している。

 ほとんどのライダーはフロントに直径340mmのブレーキディスクを選択しているが、バニャイヤは決勝レースに向けて355mmのより大型のモノに変更した。

「355mmの大型ディスクを使ったんだ。アラゴンでこれを使ったのはペッコだけだった」とタルドッツィは語っている。

 それがきっかけとなって復調したバニャイヤだが、問題はこの復調が一時的なモノなのか、ずっと続くモノなのかという点だ。その点は9日(月)に行なわれる公式テストでも、新パーツと合わせて確認を進めていくという。

「我々も、ペッコもいくつかのことを理解できたと思う。ひとまず、明日で他の変更点も確認していくつもりだ」

「新しい空力パッケージを試すつもりだ。それからペッコがバイクを改善するために予定していた他の事も試していく。マルクは既にいくつか試しているものもあるため、明日からはペッコに試してもらい、改善がさらに見られるかを確かめていく」

 なお最新型GP25に乗るもうひとりのライダーであるファビオ・ディ・ジャンアントニオ(VR46)も比較的苦しんでいるが、彼はレース後にバニャイヤが355mmの大型ディスクを使用したことを知り、役立つかどうかを公式テストで実際に試してみる予定だという。

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