ドゥカティ、セパンテストでレースペースに苦戦。アプリリアとKTMの突き上げくらう?

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ドゥカティ、セパンテストでレースペースに苦戦。アプリリアとKTMの突き上げくらう?
執筆:
2020/02/11 4:53

ドゥカティはセパンテストにおいて他メーカーのライバルと比して苦戦していた。ライダーのダニーロ・ペトルッチはペースを維持するのに苦労していると、現状を語った。

 MotoGP2020年シーズンのプレシーズンテストが、2月7日から3日間に渡ってマレーシアのセパン・サーキットで行なわれた。各メーカー、ライダーが新型マシンのテストに勤しんだが、その中でもドゥカティは比較的苦しんでいたと言えるだろう。

 2019年のセパンテストで、ドゥカティはダニーロ・ペトルッチを筆頭にタイムシートの1-2-3-4を独占する速さを見せていた。しかし今年のセパンテストでは、フランチェスコ・バニャイヤ(プラマック)が総合4番手に入ったものの、ファクトリーチームのペトルッチは総合6番手に入るのがやっとだった。

 チームメイトのアンドレア・ドヴィツィオーゾは総合15番手。ただ彼は、最終日にレースシミュレーションを行なった際には、1分59秒台でコンスタントに周回を重ねていた。

 しかしマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)、アレックス・リンス(スズキ)、さらにアレイシ・エスパルガロ(アプリリア)といったライバル陣がドヴィツィオーゾよりも、ロングランで速さを見せていた。

「たしかに、ラップタイムで僕はすごく速いわけじゃない」と、ペトルッチは言う。

「ただ先頭からそれほど離れているわけでもない。たしかに去年はドゥカティ4台が先頭に居たのを覚えているけど、それは僕らの求めているものじゃない」

「例えばマーベリックとマルクは完全に別のタイプの仕事をしていたと思う。彼らふたりは速いし、それからエスパルガロもとても速い。リンスや(ファビオ)クアルタラロもね」

「多くのライダーが10周を1分59秒台で走ることができる。そして、僕らはそのペースを維持するのに苦戦しているんだ」

 “エスパルガロ”がアプリリアの兄か、KTMの弟ポルのどちらを指しているのかを訊かれると、ペトルッチは「両方だよ、残念ながらね」と軽く答えた。

 また、ペトルッチはテストの総括について訊かれると“完全に満足していないことは確か”と認めている。

「まだやるべきことがある。それに多くのライダーが確実に速くなっているから、僕としてはテストにあまり満足していない。でも少なくとも色んなことを理解できたし、それは良かったよ」

 ドヴィツィオーゾは15番手タイムでテストを終えたが、彼はより硬いタイヤでベストタイムを記録している。彼はその点はポジティブだとしても、フィーリングはそれほど良くなかったと認めている。

「このテストから分かったことは、マーベリックが本当にレースシミュレーションで強い、ということだ」と、ドヴィツィオーゾはテストを振り返る。

「リンスも本当に快適そうだった」

「僕らはそこからそれほど遠くない。それは良い。ベストタイムも(プラマック/ジャック)ミラーのように硬めのタイヤで出したし、そこも良かった。でも依然として自信はそこまで良くないんだ」

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この記事について

シリーズ MotoGP
イベント Sepang February testing
サブイベント Sunday
ドライバー アンドレア ドヴィツィオーゾ 発売中 , ダニーロ ペトルッチ
チーム Ducati Team 発売中
執筆者 Valentin Khorounzhiy