ドゥカティ、2019年カラー発表。フェラーリF1と同じ『Mission Winnow』掲げる
ドゥカティは、2019年のMotoGPで使用するバイクのカラーリングを発表した。

ドゥカティは、1月18日(金)にスイスのヌーシャテルで開催されたフィリップモリスのイベントで、2019年にMotoGPで使用するバイクのカラーリングを公開した。
公開されたカラーリングは、2018年のモノとかなり異なり、赤い部分が大幅に増えている。また、マシン側面には『Mission Winnow』のロゴが入っている。
このロゴは、昨年のF1日本GPからフェラーリのF1マシンにも入れられている。両チームはフィリップモリスがスポンサーをしているが、タバコ広告の禁止によりフィリップモリスの存在感は限りなく小さくなっていた。
フィリップモリスのグローバルイベント・パートナーシップ担当副社長であるリカルド・パリノは、フェラーリのカラーリング変更の際『Mission Winnow』のプロジェクトについて「我々は10年間に渡ってF1マシンにブランドを掲げていませんでしたが、新しい提案によって戻ってくることができました」と話し、タバコ離れの動きを踏まえ、禁煙技術の開発をしていきたいとしている。
「このキャンペーンのロゴは、タバコ製品に関連していないということが非常に重要です」
「我々の会社が変革しようとしているという事実であり、より良い未来のためにこれまでと全く異なるプロジェクトに移行しようとしています」
ドゥカティは2009年のカタールGP以来、フィリップモリスや彼らの製品のロゴを掲げてこなかったが、フィリップモリスのタバコブランド、マルボロの伝統的な赤と白の配色は維持してきた。
2019年は、チーム名も『Mission Winnow ドゥカティ チーム』へと変更されるほか、ドゥカティの親会社であるアウディのロゴも、初めてバイクに掲げられている。
チームのゼネラルマネージャーであるジジ・ダッリーニャは、次のようにコメントしている。
「我々は、近年達成してきた以上に進歩し、改善しなくてはならない。様々なアイデアで、我々のプロジェクトの競争力を高めようとしている」
「その進化は、空力やシャシー、電子制御などすべての分野をカバーしている。エンジンもアップデートされ、より多くのパワーを生んでいる」
「我々の目標はここ数年同じで、チャンピオンシップ争いをすることだ。おそらく我々は”本命”ではないだろうが、ドゥカティにとって2019年を素晴らしい年にするために努力していく」
チームにはアンドレア・ドヴィツィオーゾが残留し、チャンピオンを狙う。ホルヘ・ロレンソに代わって加入したダニーロ・ペトルッチは1年契約であり、まずは実力を発揮して2020年の契約を勝ち取ることが当面の目標となるだろう。
【フォトギャラリー】ドゥカティの2019年カラーリングを隅々までチェック!
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