スズキ、失ったタイトルを”取り戻す”2022年になるか? GSX-RRの新カラーリング公開
スズキはMotoGP2022年シーズンに向けたチーム体制発表会を実施。2022年型GSX-RRのマシンカラーを公開した。
写真:: Suzuki MotoGP
MotoGPの2022年シーズン開幕に向け、各チームが続々とチームローンチイベントを行なっている。2月4日にはスズキも発表会を行ない、2022年型GSX-RRのマシンカラーを公開した。
スズキにとって2021年シーズンは、前年ジョアン・ミルと共に獲得した王座を守れなかったばかりか、レース優勝も果たせないなど、厳しい1年だった。
ミルはランキング3位、アレックス・リンスは13位でそれぞれシーズンを終了。2022年は彼らにとって、王座奪還を目指すシーズンとなる。
2月5日から始まるプレシーズンテスト前日に行なわれたチームローンチイベントでは、2022年型GSX-RRの新カラーリングも公開された。主な違いは側面に追加されたスペインのEstrella Galicia0,0(ノンアルコールビール)のロゴだ。これによって黒色の面積が増え、昨年までとは印象が変わっている。
スズキの佐原伸一プロジェクトリーダーは、2022年シーズンに向けて次のようにコメントしている。
「オフシーズンはヨーロッパでも日本でもハードワークをこなし、非常に忙しい日々でした」
「誰もがより競争力のある状態で新シーズンに向かうため、多大な努力を行なってきました」
「我々は自分たちのプロジェクトを、ふたりのライダーを信じています。そしてテストだけではなく、レースが始まるのも待ちきれません」
「主要スポンサー、ファン、チームメンバーのサポートを受けながら、可能な限り早く一番上にあがりたいと思っています」
「昨年(11月の)ヘレステストで、新パーツなどに大きなポテンシャルを確認できました。そしてテストライダーのシルヴァン・ギュントーリ、ジョアンとアレックスからのフィードバックも非常にポジティブでした」
「こういったことから、オフシーズンは素敵な雰囲気でスタートしました。エキサイティングな新シーズンに、何をお見せできるか楽しみにしています」
なおスズキは2021年シーズンを前に、それまでチームマネージャーを務めていたダビデ・ブリビオが離脱。後任は置かずにMotoGPを戦ってきた。佐原プロジェクトリーダーは後任について考えていると以前述べていたが、今回のチーム体制発表では、新チームマネージャーは明らかにされなかった。
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