「アプリリアが強いことを証明しないと」エスパルガロ、ドゥカティ勢との差は“小さい”と主張
アレイシ・エスパルガロは、2023年のMotoGPでアプリリアが「ドゥカティに接近している」という主張を証明しなくてはならないと語った。
MotoGPの2023年は第5戦までを終えた段階で、ドゥカティが強さを示すシーズンが続いている。アプリリアのアレイシ・エスパルガロは、こうした状況のなか、自分たちの強さを証明しなくてはいけないと考えている。
アプリリアは2023年シーズンのこれまでのところ、好調なスタートとまでは言えない状況で、表彰台もマーベリック・ビニャーレスが1回獲得したのみだ。
チームメイトのエスパルガロは、第3戦アメリカズGPまで良い結果が残せていなかった。ただ第4戦スペインGPでポールポジションを獲得すると、5位でフィニッシュ。先日行なわれたフランスGPでも5位と、まずまずの位置を記録している。
そしてエスパルガロはアプリリアとリードするドゥカティとの差は、「それほど大きくない」と考えている。しかし、今後はそれをレースで証明していく必要があるだろうと語った。
「僕にはこういう強さを感じられて、前のライダーよりも速いと感じられるようなレースが必要だったんだ」
フランスGP終了後、エスパルガロはそう語った。
Espargaro needs to finish more races ahead of the Ducati brigade
Photo by: Gold and Goose / Motorsport Images
「言うまでもなく結果は最高といったものではなかった。5位は素晴らしい位置じゃないんだ。でもこれは僕としても、本当に求めていたレースだった」
「強さと速さを感じられたんだ。今シーズンはクレイジーなスタートになったけど、僕らは大きな怪我をすることもなかった。だから少しだけ休んだあとは、僕らアプリリアにとって特別なムジェロ戦に戻ってくることになる」
「(ドゥカティとの差は)大きくない」
「僕はレースでもう少し良いパフォーマンスを見せなくちゃいけないとは感じているよ」
「僕たちにはそれが可能だと思う。今は本当に良いバイクを手にしているんだ」
「僕らのバイクはドゥカティから遠くない。僕はそうを言い続けているけど、それを証明しなくちゃいけないんだ」
エスパルガロはフランスGPでの結果が、2023年シーズンの今後のレースでの復活に向けた「始まりに過ぎない」ことを願っていると語った。
「5位は満足できる結果とは言えない。でもシーズン開幕から浮き沈みがあった後だから、納得はできる。特に僕は予選でのミスもあって、かなり後ろからのスタートだったしね」
「レースで示したスピードには満足しているよ。進歩できたし、かなりオーバーテイクしていけた」
「だからこれが単なる始まりに過ぎないということを期待している。よりポイントを獲得して、トップに近づいていくんだ」
「そうして、今の小休止の後はしっかりと3レースを走って、夏休みにはランキングトップ5で入りたいところだね」
記事をシェアもしくは保存
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。