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ポル・エスパルガロ、ホンダRC213Vの速さ引き出すにはまだ“理解度”が不足?

ポル・エスパルガロは予選におけるアタックでまだ苦戦が続いているが、ホンダ・RC213Vに対する学びがまだ十分ではないことがその原因だと考えている。

Pol Espargaro, Repsol Honda Team

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 ポル・エスパルガロは2021年にKTMからレプソル・ホンダへと移籍。シーズン前半戦ではフランスGPで記録した8位がベストリザルトで、予選では10番手が最上位と、これまでのところは苦戦気味と言える結果だ。

 エスパルガロはフリー走行では強力なペースを何度も示してきた。その一方で彼自身も予選でのアタックでは苦戦していることを認めており、その原因にはRC213Vの限界を完全に理解しきれていない部分があると話した。

「何が起こっているかと言えば、皆が自分のバイクのことをよく分かっているんだ」と、エスパルガロは言う。

「プッシュしている時は誰でも、自分のバイクから最大限の力を引き出さないといけないし、ミスを犯すことはできない」

「プレシーズンの準備期間が少なく、レースウィークの走行だけでは、プッシュして速く走る必要がある時に、クラッシュしたりラインがワイドになってしまう。これはバイクへの理解という面での弱点なんだ」

「オランダGPの予選でもそれが起きていた。アタックをしようとしていた時、僕はフロントタイヤの選択に自信があったんだけど、実際には良くなくて、ミスを犯してしまった」

「これは将来に向けた学びでもある。同じ状況となったら、そのときはミディアムタイヤをフロントに履くだろうし、それで万事うまく行くはずだ。でも当時は問題だった。僕らは理解度に弱点があって、ミスを犯してしまっていたからね」

Pol Espargaro, Repsol Honda Team

Pol Espargaro, Repsol Honda Team

Photo by: Gold and Goose / Motorsport Images

 2021年のMotoGPは、新型コロナウイルスのパンデミックによってプレシーズンテストのスケジュールが変更された。当初はセパンとカタールの2会場でテストが行なわれる予定だったが、変更後はカタールを会場での5日間のテストのみとなったのだ。

 またこれまで行なわれてきたポストシーズンテストも行なわれていなかったため、バイクを乗り換えたライダーにとって習熟の時間が少なかったのは確かだ。

 エスパルガロはこうしたテストスケジュールの変化によって、”ミスを犯す”ことが許される貴重な時間を逃してしまったと認めている。

「レース期間ではなく、テスト中にミスを犯すチャンスを逃している」

「僕がレースウィークに多くのミスを犯してしまっていることは明らかだが、これは理解度の面で弱みがあるからだ」

「そういうことだ。問題を理解する事が大事なんだ。一度ミスをしたなら、それは繰り返さない。だけどそれにはミスをする必要があるんだ」

 

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