「MotoGPのレベルじゃない!」エスパルガロ兄、COTAのコンディションの悪さに憤慨

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「MotoGPのレベルじゃない!」エスパルガロ兄、COTAのコンディションの悪さに憤慨
執筆:
2019/04/13 8:01

アレイシ・エスパルガロはサーキット・オブ・ジ・アメリカズの金曜コンディションが、「超が付くほど危険であり、MotoGPのレベルではない」と酷評している。

 MotoGP第3戦アメリカズGPの舞台、サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)の路面アスファルトの劣化は、以前から指摘されていた論点だ。2018年シーズンの同GPでは、ダイアモンドグラインダーを装備したトラックによって、路面のバンプをスムーズにしようと試みていた。しかし、その試みは失敗に終わっている。

 今シーズンもバンプを緩和させる試みを行っていたようだが、昨年同様にほとんど違いは無く、ライダーたちは依然として、特に最初のふたつのセクターのバンプに苦労している。

「“超”が付くほど危険だ」

 アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)は路面の状況について意見を求められた際に、そう表現している。

「僕は今までこんなトラックを走ったことはなかった。MotoGPを開催するレベルではないね。こうしたコンディションのままなら、来年以降はここでレースを開催できるとは思わない」

「本当に路面が凸凹しているんだ。特にコーナー部分でね。大体のコーナーではライディングはできるんだけど、ターン2は本当に酷い。そうしたコーナーを6速、120km/hや130km/hで走っている時に、フロントのグリップを失ったなら、スロットルを開けたままにしておくのは本当に難しい」

「とても危険だから、僕らはひとつずつ気をつけて走っている。レースで何が起こるかについては考えたくもないよ。本当に危険で、僕にとってこのトラックはMotoGPのレベルに達していない」

「グリップは悪いわけじゃない。もっと悪いサーキットでも走っているしね。だけどあのバンプだ。僕らがやっているのはモトクロスじゃない、MotoGPなんだ。あまりにも(バンプが)多すぎる。バックストレートで、300km/h以上の速度の時にマシンが振られるのは、狂気じみている。もし誰かがクラッシュでもしたなら……」

 エスパルガロはCOTAが路面の再舗装をすることが唯一の解決策だと言う。そして、初日に行われるセーフティコミッションで同僚たるライダーの合意が得られるかどうかについて、確信しているようだ。

「他のライダーが何を考えているかを知るのは難しい」

「ひとりかふたりのライダーはこのトラックはパーフェクトだ、というかもしれない。ただ、他の20人はここでレースをするなんてとんでもないと言うと、僕は確信している」

「ここは素晴らしい場所だけど、再舗装が必要なんだ。バンプの酷いいくつかのコーナーでは管理して走るけれど、直線では300km/h以上の速度になるんだ。これは安全の問題だ」

 LCRホンダのカル・クラッチローは、こうしたバンプが、トラックに“素晴らしいキャラクター”を与えている一方で、物事を危険にしていると加えている。

「問題は、2013年初開催の時は素晴らしかった舗装が、今では馬鹿らしい程の物になっていることだ」

「たしかに、それによって素晴らしいキャラクターが付加されている。MotoGPバイクのライディングをスリリングなモノにしている。だが、それは同時に危険でもあるんだ」

「再舗装されて欲しい。バンプのあるターン2、10、11、そしてバックストレート、ターン15、16、17をね。ストレートなんかは頭にくるよ」

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この記事について

シリーズ MotoGP
イベント 第3戦アメリカGP
ドライバー アレイシ エスパルガロ
チーム Aprilia Racing Team Gresini
執筆者 Jamie Klein