ポル・エスパルガロ「ロッシは止まっているようだった」……KTMのエンジンは既にヤマハ以上か

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ポル・エスパルガロ「ロッシは止まっているようだった」……KTMのエンジンは既にヤマハ以上か
執筆:
2019/06/01 5:25

ポル・エスパルガロは、フリー走行でバレンティーノ・ロッシを簡単に追い抜けたことから、現時点でKTMのエンジンがヤマハよりも強力だと考えている。

 MotoGP第5戦フランスGPでKTMのドライコンディションでのベストリザルトとなる6位を獲得したポル・エスパルガロ。続くイタリアGPでもその勢いを保ち、エスパルガロはFP2を4番手タイムで終えた。

 エスパルガロ曰く、最近行われたエンジンのアップグレードによってKTMは速くなっており、結果としてバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)を簡単に抜くことができたという。

「ル・マンでは、ストレートでマシンは速かった。ホンダやドゥカティほどのものではないかもしれないけれど、ヤマハよりは良かった。これは良いことだ」とエスパルガロは言う。

「今日(金曜日)、僕はバレンティーノのことをオーバーテイクしたけど、彼は止まっているようだった。少し悪いなと感じたよ。ストレートでは彼らのマシンは馬鹿みたいに速いわけではなかったからね。ただ、僕らのマシンはそこで良い調子だったし、それについてはとても満足している。エンジンが機能することがここでは必要とされるんだ」

 エスパルガロにたやすく前を行かれてしまったロッシは、トップタイムのフランチェスコ・バニャイヤ(プラマック)から約1秒差の18番手でFP2を終えた。ヤマハ勢4台の中でも最下位という状況だ。

 ロッシは単に、彼のバイクが機能しているフィーリングを持てていないと語っており、土曜日に向けてヤマハのクルーが解決策をもたらしてくれることを願っているという。

「もっと強さがあることを期待していた。だけど、今日は厳しい1日だった。午前だけでなく、午後も十分なペースが無かった。速さがないんだ」

「マシンを快適に感じられていない。上手く乗ることができなくて、去年よりも遅くなっているんだ。各ライダーはとても接近しているから、そうした理由で僕のポジションはとても悪いものになってしまった」

 ロッシが沈む一方で、ペトロナス・ヤマハのファビオ・クアルタラロがFP2で2番手タイムを記録するなど強さを見せている。そうした事実はロッシにとって“改善できる”という希望になるのかを訊くと、彼はこう答えた。

「ああ、もちろんね。ただ、今日はマーベリック(ビニャーレス/FP2で5番手)もまた速かった。午後のFP2で彼は良い方向を見つけたようなんだ」

「一方の僕はというと、コーナーで遅れを取っている。速く走るための十分なフィーリングが持てていないんだ。今日、僕らは苦戦していたが、明日は何かを変えられるように取り組むつもりだ」

Additional reporting by Gerald Dirnbeck

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この記事について

シリーズ MotoGP
イベント 第6戦イタリアGP
ドライバー ポル エスパルガロ , バレンティーノ ロッシ 発売中
執筆者 Jamie Klein