スプリントのアグレッシブさが転倒原因? エスパルガロ兄「みんな攻めまくるし、僕もプッシュしすぎた」
アプリリアのアレイシ・エスパルガロはMotoGPアルゼンチンGPのスプリントレースを転倒リタイアで終了。今回の転倒について彼はレースの短さ故に求められるアグレッシブさが原因だと語っている。
MotoGPは2023年からスプリントレースを新たに導入した。そしてアレイシ・エスパルガロ(アプリリアは)このレースのアグレッシブさを要求する特性から、第2戦アルゼンチンGPのスプリントで転倒してしまったと語っている。
エスパルガロはアルゼンチンGP予選では9番手タイムを記録。スプリントレースは追い上げる立場からのスタートとなった。
彼は7番手まで順位を上げていたが、レースも後半となった8周目にターン9でクラッシュしてリタイアすることになってしまった。
この転倒について、エスパルガロは自分のミスだったと語る。しかしその原因の一端には、短い距離で行なわれるがゆえに激しいポジション争いが繰り広げられるスプリントレースの”仕様”があるとも指摘している。
「みんながタイヤの耐久性を考えずにフロントタイヤもブレーキングも非常に攻めていることもあって、このレースではオーバーテイクするのが難しいんだ」
エスパルガロはそう語る。
「そういう状況では、予選が全てになる。ポルトガルGPのように、僕はスタート位置が後ろだったことのツケを払ったんだ」
「シーズンを通じて、こうしたアグレッシブなスプリントレースになっていくだろう。これは僕がミスを犯した理由だ。短いレースがどういうものか僕らは理解しているし、誰かの後ろで時間を無駄にすることなんてできない。だから僕もプッシュしすぎてしまった」
「スプリントレースのフォーマットをみんなが楽しんでくれているといいなと思う。このショーは良いと思うし、テレビ放送にとっては素晴らしいだろう。でも、僕は全然好きじゃない」
スプリントレースのために、アグレッシブさをより上げていく余地はあるのか? そう尋ねられたエスパルガロだったが、なかなか難しいと語った。
「もう少しアグレッシブになることは可能だとは思う。でも、そこはDNAの話なんだ」
「僕はキャリアを通じて“超”アグレッシブになってきたことは無い。もう少しアグレッシブにはできるかもしれないけど、それはボタンを押したらできるようなものじゃないんだ」
なお決勝レースに向けてエスパルガロは、VR46のマルコ・ベッツェッキが優勝の有力候補になってくると予想している。
「僕らはとても良いペースを備えていると思う」
「ポルトガルでは前についていくのが限界だったけど、今日は本当に速いと思う相手はベッツェッキくらいだった。彼がもし最前からスタートしていたら、間違いなく彼が勝っていただろう」
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