今季ホンダ移籍のエスパルガロ弟「RC213Vデビューは楽しみ……でも緊張する!」
ポル・エスパルガロは2021年のホンダでのデビューを前に、非常に緊張していると語った。
写真:: Repsol Media
2021年のMotoGPではポル・エスパルガロがレプソル・ホンダへ加入。マシンをKTM RC16からRC213Vへと乗り換えることになる。しかしそんな彼が開幕前にRC213Vを走らせる機会は少なくなってしまっている。
2020年は新型コロナウイルスの影響によってこれまで最終戦後に行なわれていたポストシーズンテストがキャンセル。さらに2月に予定されていたセパン・サーキットでのプレシーズンテストも、同様に新型コロナ感染拡大の影響を受けて中止されてしまった。
結果、エスパルガロはRC213Vを走らせる機会を3月上旬から始まるカタールテストまで待たなければならなくなった。
最近になり、ホンダはエスパルガロのインタビューを公開。その中で彼はRC213Vを走らせることへの興奮を隠せないといった様子を見せた。
「もう緊張して、すごく緊張していて落ち着かないし、前日は眠れないと思うよ」
ホンダライダーとして初のテストがどんなものになるかと尋ねられたエスパルガロは、そう答えた。
「これは僕が常に思い描いていた人生における重要な時期だ」
「初めて(ホンダの)バイクに乗るその瞬間を本当に楽しみにしている。その瞬間は残りの人生でも忘れられないものになると思うし、楽しみたいね」
今年、エスパルガロは下位クラスでかつて激しく争った、マルク・マルケスとチームメイトを組むことになる。
MotoGPで既に6度のチャンピオンに輝いているマルケスとの対決は大きなチャレンジに映るが、エスパルガロはマルケスとチームメイトを組むことも、ホンダ移籍を決めた要因のひとつだと言う。
「マルクとチームメイトとなることは、僕がレプソル・ホンダチームに来たいと思った理由のひとつだと思う」
「僕は何年も他のカテゴリでマルクと争ってきたし、それはとても楽しかった。彼とのレースごとの争いで僕は成長してきたし、それが僕を今のようなライダーにしているんだ」
「世界で最も偉大なライダーのひとりと戦ったときは、より早く成長する傾向がある」
「自分自身を改善するベストな方法は自分と同じか、より優れたライダーを側に置くことだ」
「だから僕は移籍した。僕は自分のレベルをグリッドでベストなライダーであるマルクと比較してみたいと思ったんだ」
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