アプリリア&エスパルガロ、予選3番手で「また表彰台を争うチャンスがある!」
アプリリアのアレイシ・エスパルガロはMotoGPポルトガルGPで予選3番手を確保。再びポテンシャルを示すためにベストを尽くすと意気込んだ。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGP第5戦ポルトガルGP予選で、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)は3番グリッドを獲得。優勝した第3戦アルゼンチンGPに次ぐ好結果に、再びポテンシャルを示すチャンスだと彼は意気込んでいる。
エスパルガロはアルゼンチンGPで初優勝を達成しており、現在はランキング3番手。チャンピオンシップ首位のエネア・バスティアニーニ(グレシーニ)や、2番手のアレックス・リンス(スズキ)が予選で下位に沈んだこともあり、再びシーズンをリードするチャンスとなっている。
予選を終えたエスパルガロは、チャンピオンシップ序盤のランキングはまだ重要ではないものの、上位陣とバトルし表彰台を獲得するチャンスがあるという考えを示した。
「僕としては、現時点でチャンピオンシップをリードするのはそんなに重要じゃないんだ。まだ序盤も序盤だからね。でも、先頭に立つのは良いことだ」
エスパルガロはそう語る。
「明日のレースでは、表彰台を争う良いチャンスがあると思う。エネアもアレックスも後方のグリッドからのスタートだしね。でもここはMotoGPで、なんでも起こりうる。彼らが数周で上位に上がってくることもありうると思う」
「とにかく、彼らのレースは僕よりもタフなものになるだろう。それは明らかだし、様子を見よう。それからヨハン(ザルコ、PP獲得/プラマック)もチャンピオンシップで接近しているし、クアルタラロ(ファビオ・クアルタラロ/ヤマハ)もそうだ。それにまだ序盤だからね。でも第6戦に向けて、またチャンピオンシップをリードするチャンスがあるというのも、僕らが速いからだよ」
アプリリアは今シーズン、マシンの戦闘力を確実に上げている。アルゼンチンGPでの勝利でスピードは証明されているが、エスパルガロは様々な状況で速さを発揮できると自信を示している。
「このバイクが様々なサーキットで上手く機能してくれることに、疑いはない」
「多くのライダーはチャンピオンシップの始まりはヨーロッパラウンドを待たないと……なんて言うけど、僕にしてみればチャンピオンシップは開幕戦カタールから始まっていた。僕はどこでも速かったし、どのサーキットでもこのバイクは競争力があるように見える」
なお今回の予選は、FP3まで降り続いていた雨が止んだことで、コースコンディションが一気に改善。ドライにウエットパッチが残るような状況で行なわれた。
エスパルガロは予選時の状況を振り返ると”怖かった”と認め、好結果を出せたことに満足していると話した。
「こう言いたくはないんだけど、怖かったよ。濡れている部分は特に滑りやすかった。Q1をピットで見ているときにはクラッシュが多発していたしね。とても難しいコンディションで、自信を持ってしっかり集中しなくては、走ることはできない」
「それで最初は、コースに良いフィーリングを感じられるように忍耐強く耐えて、最後の5分間にプッシュできる場所を確認していた。最終的には満足しているよ。(3番手は)勝利したようなものだ。こういったコンディションは好きじゃないんだけど、この結果はかなり嬉しいものだね」
「ドライコンディションではかなり強さがあると思う。今年のバイクは凄く良いと再確認できた」
「レースがより楽になるし、フロントロウスタートは重要だ。また雨が降ってこないことを願っているし、良いショーを見せたいね」
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