ホンダのポル・エスパルガロ、ドーハGP13位にはがっかりも「表彰台狙えるペースだった」と自信
MotoGPドーハGPで13位となったレプソル・ホンダのポル・エスパルガロは、結果はうんざりするようなものだったものの、ホンダのバイクに対する自信は揺らいでいないようだ。
Pol Espargaro, Repsol Honda Team
Gold and Goose / Motorsport Images
レプソル・ホンダのポル・エスパルガロは、MotoGP第2戦ドーハGPを13位でフィニッシュ。彼はこの結果はうんざりするようなものだったと語ったが、グリッド上で最高のマシンに乗っているという主張を変えていない。
エスパルガロはドーハGP予選で15番手に甘んじた。しかしレースでは先頭集団に加わり、良いペースで走行を重ねていた。ただ終盤、ターン1で『ふたつの大きなミス』をしてしまい、13位でレースを終えた。
エスパルガロはスタート時のポジションが悪かったため、上位陣に4秒ほどの差をつけられてしまったと考えており、ホンダの速さを考えれば、週末全体をまとめることができなかったのは痛恨だと語った。
「レース中のパフォーマンス、ラップタイムは予想以上に良かった。ホンダが過去カタールで苦しんでいたことを考えれば、表彰台や優勝を狙えるようなペースがあったことに、ホンダも満足していると思う」
「でも結果には満足できていない。ふたつ大きなミスをしてしまったので、トップ6から外れてしまった。7位か6位にはなれたはずなのに、13位に終わったんだ」
「だから結果やランキングを見ればがっかりだけど、レース全体を見れば、リズムやスタートからのオーバーテイクなど、期待以上の成果を上げることが出来たと思う。だからフィーリングは素晴らしいよ。僕たちは速いし、自分にはスピードがあるから気分は良い」
「問題はすべてをまとめることができなかったことで、それが痛恨だった」
エスパルガロはホンダのポテンシャルには自信を持っており、予選でのパフォーマンスを改善できれば、今季のチャンピオン争いに加わることができると確信している。
「今のところ、ホンダにとってこのコース(ロサイル・インターナショナル・サーキット)は最悪の場所のひとつだ」
「『よし、ペースもラップタイムも大丈夫だ』と感じられたセッションはひとつもなかった」
「それでも決勝ではファステストタイムを記録したタイミングもあったし、グリッドの中で最高のマシンに乗っているという実感がある」
「あとはすべてをまとめていくだけだ。土曜日にいい結果を出せれば、上位に食い込めるはずだ。今回、グリッド2列目以上でスタートしていたら、間違いなく表彰台に上がっていただろう」
「しかし問題は、15番手からスタートして最初の3、4周で4秒も失ってしまったことだ。でも僕が最初にミスをする前までに、2.2秒差まで挽回できていた。いつもはホンダが苦戦している場所で、かなりタイムを取り戻すことができた」
「僕たちのパフォーマンスは素晴らしかった。唯一の問題はすべてをまとめることができていないことだ」
「シーズンが終わる頃、最終的にチャンピオンになれるくらい強力だという強い気持ちをもっているが、土曜日からすべてをまとめていかなくてはいけない」
「土曜日を改善できれば、すべてのレースで表彰台を狙えるはずだ」
エースであるマルク・マルケスを怪我で欠くホンダ陣営。開幕2レースを終えて、ベストリザルトは開幕戦でポル・エスパルガロが記録した8位と物足りない結果となっている。
早ければ次戦ポルトガルGPでマルケスが復帰するのではないかという噂もあるが、エースの帰還までに課題を克服できるのか注目だ。
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