ロレンソ「ドゥカティのアドバンテージはF1のメルセデスのようだ!」
ヤマハのホルヘ・ロレンソは、ドゥカティがレッドブルリンクで持っているアドバンテージは、F1におけるメルセデスに匹敵すると語る。





ヤマハのホルヘ・ロレンソは、初日のフリー走行2回目を8番手で終えた。これはトップタイムを記録したドゥカティのアンドレア・ドヴィツィオーゾから1.3秒も遅れたものであり、これほどの差はこれまで見たことはないと言う。
ロレンソはこのようなドゥカティのアドバンテージに驚いているものの、レース距離を走れば、その差を埋めることができると期待している。
「ドゥカティがここで見せているようなアドバンテージは、これまでMotoGPでは見たことがないよ」とロレンソ。
「F1でのメルセデスか、数年前のレッドブルのようだね」
「ドゥカティが勝てるサーキットがあるとすれば、それはここだろう。ホンダやヤマハのマシンにとって良いコースではないね」
「しかし、僕らは少し待ってみる必要があるだろう。彼らがタイヤのグリップを失うことなく、このペースを保つことができるかどうかを見守らなければならない」
「ドゥカティがレース全体を通じてそのペースを維持することができた場合、彼らを倒すことは不可能になるだろう。でも、タイヤの右側のデグラデーションは非常に厳しい。これは、日曜日に重要になるだろう」
ドヴィツィオーゾ「アドバンテージは人々が言うより小さい」
FP2でトップタイムを記録したドヴィツィオーゾは、ドゥカティのアドバンテージが続くことはないかもしれないと考えている。そして、特にタイヤの寿命について疑問を持っている。
「確かに良い差だね。でも、僕はみんなが考えるほど大きいとは思っていないよ」とドヴィツィオーゾは語る。
「僕は、実際にはもう少し小さいと思う」
「いつも前方を走っているライダーたちは、もっと近付いてくると思う。例えばマルク(マルケス)だ。彼はここでテストをしていない。彼は改善するための大きなマージンを持っている」
「確かに、このような状態にあることは本当に良いことだが、100%満足しているわけじゃない。僕らは本当の意味でリラックスするために、そしてレースをマネジメントするために、28周のレースペースを改善させなければならない」
この記事について
シリーズ | MotoGP |
イベント | オーストリアGP |
ロケーション | レッドブルリンク |
ドライバー | アンドレア ドヴィツィオーゾ , ホルヘ ロレンソ |
チーム | Ducati Team |
執筆者 | Jamie Klein |