クアルタラロ「胸が張り裂けそう」ハンガリー初日、限界まで攻めて1秒差に絶望感
ファビオ・クアルタラロはMotoGPハンガリーGPの初日に、トップタイムから1秒以上の差をつけられたことで、「胸が張り裂けそう」と認めた。
MotoGP第8戦ハンガリーGPの初日プラクティスでファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)はトップ10のタイムを記録できずに終えたが、それ以上にトップから1秒以上の差をつけられたことが、クアルタラロのメンタルにダメージを与えている。
ハンガリーGPの舞台であるバラトンパークは、前戦ムジェロのように長いストレートが無いため、ヤマハにとっては理論的にはより適したコースだと見られてきた。
しかしグランプリ初日に、クアルタラロは苦しみ、トップから1秒差の11番手でプラクティスを終えた。
「1秒も離されてしまっている。この短いサーキットでね。これは良くないよ」
クアルタラロはCanal+にそう語った。
「フィーリングは最高とは言えないけど、ムジェロよりは少しはマシだ。でも僕はMotoGPマシンの本来あるべき乗り方とは全く違う乗り方をしていて、それを全く楽しめていない」
なぜ本来とは違う乗り方をしているのかと問われると、クアルタラロは次のように説明した。
Fabio Quartararo, Yamaha Factory Racing
「マシンを曲げるため、何とかするために補わなければならないからだ。かなり難しいと思う」
「本当に大した成果も得られないのに限界までプッシュしていると思う。限界まで攻めて、それでいてトップから1秒遅れているのを見ると……正直、胸が張り裂けそうだ」
そしてクアルタラロはここ数ヵ月のヤマハの進歩不足に対する不満を改めて表明した。ヘレスとバルセロナで実施された公式テストも、チームの状況改善にはほとんどつながらなかった。
「ムジェロを除けば、最初のテスト以来から全部コピー&ペーストだ」
「どのサーキットでも違いはない。本当にコピー&ペーストそのものだ。だからここ数ヵ月のミーティングはほぼ同じ内容だった」
また、マシンの旋回性能の問題が決勝レースを難しくするだろうとクアルタラロは付け加えた。
「考え方としてはベストを尽くしていくつもりだ」
「さっきも言ったように、フィーリングが良ければ限界まで攻めていく。それはそれとして予選以外では全力を出せないコーナーがいくつかあることも分かっている。でも予選ではもちろん全力を尽くすつもりだ」
「7コーナーと8コーナーでは、あれだけバンクさせているのにバイクが曲がらず、しかも限界ぎりぎりの状態にいる。それだけのリスクを冒す価値があるとは思えない。できる限り全力を尽くすつもりだけど、今は楽しめていない」
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