不満タラタラのクアルタラロ、今季V4の開発から「少し距離を置こうとしている」
ファビオ・クアルタラロは依然として戦闘力の低いヤマハへの不満を抱えており、開発プロセスから「少し距離を置こうとしている」と明かした。
Fabio Quartararo, Yamaha Factory Racing
写真:: Steve Wobser / Getty Images
ヤマハは2026年からV4エンジン搭載の新型マシンを投入。しかし苦しい状況が続いていることで不満を溜めているファビオ・クアルタラロは、開発プロセスから少し距離を置こうとしている。
ヤマハは長年直4エンジンでレースを戦ってきたが、ライバルと同じV4形式へスイッチすることを決断。このV4エンジンを搭載した新型マシンを投入した2026年シーズンは大きく出遅れてしまっているが、ヤマハとしては長期的には成果をもたらすことを確信しているようだ。
しかしクアルタラロはこの方向性に対してかねてより完全には納得しておらず、2027年からの850cc時代に向け、ホンダに移籍する契約に合意したとみられている。
この移籍により、ヤマハの次世代マシンの設計にクアルタラロが関与しないことは確実であると見られており、そしてクアルタラロ本人は、現行マシンの開発にも積極的には関わっていないことを示唆した。これは契約上の制約によるものではなく、あくまで本人の意思による選択だった。
チーム内部の力学について問われたクアルタラロは次のように語った。
「それは普通のことだよ。今は開発から少し距離を置こうとしている。なぜなら、必要なことや彼らがやるべきことについてはすでに伝えたと考えているし、それを毎回繰り返すつもりはないからだ」
「ヤマハは僕が言ったことを分かっているし、他のライダーみんなが言ったことも理解している。それで十分だろう」
クアルタラロのこの姿勢は、アメリカズGPの週末における印象的な発言に続くものだ。彼はアメリカズGPで、ヤマハは問題を解決しMotoGPでの長期的低迷から脱却する方法について「何も分かっていない」と主張していた。
現在ヤマハは改良型エンジンを含むM1のアップデート版の開発を進めているが、その投入時期について明確なスケジュールは示されていない。
開幕からの3戦でわずか9ポイントしか獲得できていない状況を受けて、クアルタラロはMotoGPで流れを変えるためには大規模なアップグレードが必要だと強調した。
「何が導入されるのかについて具体的な情報はほとんど得ていないけど、確実に何か大きな変化が必要だ」
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