MotoGP カタールGP

MotoGPカタールGP、決勝でライダー4名がタイヤ最低内圧に違反。初回のためリザルトに影響なし

MotoGP第19戦カタールGPの決勝レースが11月19日に行なわれたが、タイヤ最低内圧の規定に4人のライダーが違反したことが分かった。なおレース結果への影響はなかった。

Johann Zarco, Pramac Racing

 ルサイル・インターナショナル・サーキットで開催されたMotoGP第19戦カタールGP。その決勝レースでは4人のライダーにタイヤ最低内圧の値で違反があった。

 今シーズンのサマーブレイク明けから導入されたタイヤの最低内圧の規定は、スプリントでは最低30%、決勝レースでは最低50%以上は、最低内圧を上回った状態で走行する必要があると定められている。

 なお今シーズンはルールの施行初年度であるため1回目の違反は警告のみで済む。ただここまでで既にアレイシ・エスパルガロ(アプリリア)が2回目の違反で3秒のタイムペナルティを受けている。また来シーズンからは違反即失格の厳しい処罰が予定されている。

 そしてカタールGPの決勝レースでは、新たに4人のライダーがこの規定に違反したことが発表された。

 違反があったのはヨハン・ザルコ(プラマック)、アウグスト・フェルナンデス(GASGAS)、ジャック・ミラー(KTM)、アレックス・マルケス(グレシーニ)の4人で、いずれもフロントタイヤの数値で規定違反があった。

 これまでに合計18人(内3名は非レギュラー参戦)のライダーが内圧違反を犯している。今シーズンは残すところ最終戦バレンシアGPのみとなっているが、タイトル争い中のフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)とホルヘ・マルティン(プラマック)も既に1回目の警告を受けており、彼らが最終戦で違反を犯した場合、結果にも影響が及ぶ可能性がある。

 最低内圧ルールにはライダー側から批判の声も寄せられており、マルティンはこのルールのせいで「100%のライディング」ができないと主張している。

「このルールのせいで100%の走りができないのは残念だ」

「残念だよ。どう言えばいいのかわからないけど、このルールは……僕らの立場を理解してもらって、フロントの最低内圧を引き下げてもらう必要がある。なぜなら僕たちは本当のレースを目にできていないからだ」

「僕たちが見ているのは、テクニカルなレースだ。もしクルーが間違ったタイヤ内圧を設定したら、僕はプッシュすることができないし、ポテンシャルを発揮することもできない」

「今年はこんな感じだけど、来年は一度でもルールを破れば、レースから除外される」

「そうなると大惨事になる。このルールはレーススタイルを破壊するようなモノだし、なんとかしてもらう必要がある」

 なお第19戦カタールGP終了時点での違反者一覧は以下の通りだ。

ライダー 1回目 2回目
 アレイシ・エスパルガロ インドネシア

タイ

(3秒ペナルティ)

 フランチェスコ・バニャイヤ マレーシア  
 ホルヘ・マルティン タイ  
 マルコ・ベッツェッキ インドネシア  
 ヨハン・ザルコ カタール  
 マーベリック・ビニャーレス カタルニア  
 アレックス・マルケス カタール  
 ジャック・ミラー カタール  
 ルカ・マリーニ マレーシア  
 フランコ・モルビデリ インドネシア  
 マルク・マルケス タイ  
 エネア・バスティアニーニ マレーシア  
 アウグスト・フェルナンデス カタール  
 ラウル・フェルナンデス インドネシア  
 ダニ・ペドロサ サンマリノ  
 ポル・エスパルガロ タイ  
 イケル・レクオナ マレーシア  
 アルヴァロ・バウティスタ マレーシア  
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