大クラッシュに巻き込まれるも決勝3位のバニャイヤ、ただ手首に違和感あり……母国イタリアで再検査へ「何かがおかしい」
フランチェスコ・バニャイヤは、カタルニアGPのクラッシュの影響で手首に違和感を覚えている。
MotoGPカタルニアGPで、多重クラッシュに巻き込まれたフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)。彼はイタリアで左手首の再検査を受ける予定であることを明かした。
バニャイヤは決勝レースの赤旗再スタート時の1コーナーで、ヨハン・ザルコ(LCR)とルカ・マリーニ(ホンダ)と絡んで転倒。ただその後再スタートを切ることができ、5番手でチェッカーを受けると、小椋藍(トラックハウス)とジョアン・ミル(ホンダ)に相次いでペナルティが出されたことで、3位に繰り上がった。これは彼自身とドゥカティファクトリーチームにとって、今季初の決勝表彰台だった。
しかし体調は万全ではなく、首に衝撃を受けたことでめまいを感じていたという。レース翌日のテストでもその首の状態が影響し続けたほか、手首の違和感も依然として懸念材料となっている。
バニャイヤはカタルニアGPの日曜日に手首のX線検査を受けていたが、居残りテストの際には痛みのためメディア対応をキャンセル。休養と回復を優先した。そして今後は月末にムジェロで行なわれる母国イタリアGPに向けて、さらなるメディカルチェックを受けるという。
バニャイヤはスカイ・イタリアに対してこう語った。
「火曜日に帰国したら、手首をもう一度検査する必要があるかもしれない。何かがおかしい感じがあるんだ。だから検査をして様子を見るよ」
「理学療法をしっかりやって、ポジティブな面に目を向けるつもりだ。悪化させる可能性があるから、トレーニングもやり過ぎないようにする」
「ムジェロは非常に特殊なレースのひとつで、要求されるものはオースティンに似ている。だからこそ、万全な準備をして100%の状態で臨む必要がある」
なおバニャイヤは雨で短縮されたバルセロナテストでわずか23周しか走れず、トップから0.5秒差の10番手で終えた。
バニャイヤのコンディション不良は、シーズン序盤から怪我人が相次いでいるドゥカティ陣営全体の問題をさらに深刻化させている。
開幕前には、グレシーニのフェルミン・アルデゲルがトレーニング中に負傷し、開幕戦タイGPを欠場。復帰後も苦戦が続き、カタルニアGPではようやく今季初表彰台を手にした。
バニャイヤのチームメイト、マルク・マルケスも、以前の手術で肩に埋め込まれていたネジが緩んでいた影響で本調子で走れておらず、フランスGPスプリントの転倒で足を骨折したこともあり、カタルニアGPを欠場して肩の手術にも踏み切った。
さらにグレシーニのもうひとりアレックス・マルケスは、バニャイヤらのアクシデントが起こる前、最初の赤旗に繋がった大きなアクシデントに絡んで鎖骨と頚椎に骨折を負った。VR46のファビオ・ディ・ジャンアントニオは、大破したアレックス・マルケスのバイクの破片が直撃して左手を負傷。再開後のレースで優勝を飾ったものの、月曜のテストは欠席した。
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