バニャイヤ「悪夢の終わりだと願っている」母国イタリア表彰台で自信深めたか
ドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤは、MotoGPイタリアGPの3位表彰台が自分にとっての転機となることを期待している。
Francesco Bagnaia, Ducati Team
写真:: Mirco Lazzari GP / Getty Images
MotoGPイタリアGPで3位表彰台を獲得したフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)は、この結果が長く続く”悪夢”に終止符を打つものになることを期待している。
バニャイヤはイタリアGPでは2026年シーズンで最高とも言えるパフォーマンスを発揮。レース前半はアプリリア勢を引き離してリードを広げていき、勢いを失った後はアプリリア勢に先行を許したものの、最終盤は小椋藍(トラックハウス)の猛追を凌いで3位表彰台を獲得した。
バニャイヤが2026年シーズンに決勝レースで表彰台に登るのは今回が初めてのことだ。カタルニアGPでも3位となっているが、これはジョアン・ミル(ホンダ)に対してレース後にタイヤ内圧違反のペナルティが科されたためであり、表彰式には登場していない。
2025年シーズン以降バニャイヤは苦戦気味。時折速さを発揮して好結果を残すものの、全体的には苦しんだままだ。バニャイヤとしては、今回の母国表彰台が長く続く苦戦を終わりにする契機となってほしいと考えているようだ。
「本当にそう願っている」
イタリアGPの結果がMotoGPで続く“悪夢”の終わりを告げるものになったと思うかと尋ねられると、バニャイヤはそう答えた。
「シーズン開幕から、僕はこれまでとは違う心構えでやってきた。以前の姿に戻るために、自宅でもトレーニングでも、全力を注いできた」
「バイクは以前とは違った動きをしていて、僕が100%自分の思い通りに動かせるようにセットアップを試みている。そしてあのレベルに到達しつつある」
「イタリアGPはたしかに僕にとっては最高のレースだった。コースレイアウトが僕のスタイルにも凄く合致していたからね。こういった結果は、新しいスタート地点になり得ると思う。この調子で続けていけば、また頂点に立ち、勝利を争える立場に戻って来られるだろう」
Francesco Bagnaia, Ducati Team
Photo by: Gold and Goose Photography / Getty Images
そしてバニャイヤは一夜のうちに劇的な進歩を遂げるのではなく、ドゥカティと協力し、一歩ずつ上位へ返り咲くことを目指していると語っており、まだ課題も残っていると説明した。
「僕たちが苦戦しているのは明らかだ」と、バニャイヤは言う。
「他のドゥカティ勢と比べてもリヤのグリップが足りていないし、何か別の方法を模索しているんだ」
「僕の場合、直近2シーズンでバイクのバランスが変わってきていることで、僕の好きなバランスに戻そうとしてきた。そして、その努力が実りつつある」
「少しずつ、一歩ずつだけれど前進しているんだ。この先、勝利を争えるようになると確信している」
なお2026年シーズンを支配するアプリリア勢と比較した時、最も不足している部分について尋ねられたバニャイヤは次のように答えた。
「リヤのグリップだと思う。アプリリアはコーナーにより速く入っていくことができていて、よく曲がるんだ」
「でも僕らも改善に取り組んでいる。次のハンガリーGPはグリップレベルも高いし、問題は目立たなくなるかもしれない。その後のブルノとアッセンもグリップは良いから、僕らは競争力を発揮できると思う」
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