バニャイヤは「出血を止める必要がある」マルケスに敵わず王座奪還遠のく現状、BSB王者が辛口評価
2025年シーズンにタイトル争いで劣勢となっているドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤ。元MotoGPライダーからは、”出血”を止めなくてはならないと指摘を受けた。
Francesco Bagnaia, Ducati Team
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
2025年のMotoGPタイトル争いで劣勢に立たされたドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤ。元MotoGPライダーらからは、この状況に厳しい意見が飛んでいる。
今シーズンは第7戦までが終了し、現時点ではドゥカティのマルク・マルケスがランキング首位。2番手に弟のアレックス・マルケス(グレシーニ)が続き、王座奪還を目指すバニャイヤは3番手となっている。
バニャイヤは開幕からマルク・マルケスに敵わない展開が続いており、フランスGPでノーポイント、さらにイギリスGPも決勝でリタイアに終わった、今では首位とのポイント差が72ポイントまで拡大してしまった。
かなり苦しい状況にあるバニャイヤ。イギリスのTNTスポーツで解説を務める元ライダー達からは現状について忌憚のない意見が飛んだ。
「正直に言えば、驚いていない。なぜなら心の底では、マルクが今年は圧倒する強さを見せてくれるだろうと思っていたからだ。私の思っていた以上に圧倒的な強さを見せてくれているかもしれない」
そう語るのはイギリススーパーバイク(BSB)王者でMotoGPにも参戦経験のあるニール・ホジソン。彼はバニャイヤに対し、“出血”を止めなくてはならないと指摘した。
Neil Hodgson
Photo by: Gold and Goose Photography / LAT Images / via Getty Images
「周知のことだが彼(マルケス)は何度もミスを犯している。もし、それらのミスがなければ、今シーズンは既にほぼ終戦となっていただろう」
「ペッコ(バニャイヤ)は毎戦をとても重要なラウンドだと感じているはずだ。彼は出血を止めなくてはならないし、違いを生み出してチームメイトを打ち負かす必要がある」
そして同じくイギリススーパーバイクやMotoGPに参戦してきたマイケル・ラバティは、ホジソンの発言を受けて、こう続けた。
「私としてはペッコが巻き返してくれることを期待していると言いたいが、今のところはそうなっていない。マルクの今の調子だと、アレックスが最も接近したチャレンジャーだ」
「しかしアレックスがマルクとの差を縮め、コンスタントに彼を負かせることができるだけの力を持っているかどうかは分からない」
「私が間違っていることを願っているよ。しかし、私もニールと同意見だ。マルクはMotoGPにおけるベストライダーだと思う。今は最高のバイクとツールを持ち合わせているんだ。倒すのは簡単ではない」
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