都落ちはやっぱり嫌? ドゥカティ放出が濃厚なバニャイヤ、サテライトチーム拒否か「僕はトップライダー」
フランチェスコ・バニャイヤは2027年シーズン以降の去就が注目されているが、ドゥカティのサテライトチーム行きは無いと強く示唆している。
現在ドゥカティに所属するフランチェスコ・バニャイヤは、2027年以降のシートがどうなるか、注目されている。そうした中、彼はドゥカティ陣営のサテライトチーム行きだけはないと示唆した。
バニャイヤはドゥカティで2度王者に輝くなど、チームにとっては最も成功を収めたライダーだ。しかしチームメイトのマルク・マルケスが圧倒的強さで王者となった2025年にバニャイヤが大苦戦したこともあり、2027年シーズン以降の契約がどうなるか、注目を集めるようになった。
そして現在はファクトリーチームに残る可能性は低いと見られている情勢だ。ただドゥカティ陣営で走り続ける可能性は残されている。それは師匠であるバレンティーノ・ロッシのチーム、VR46に加入することだ。
MotoGPは2027年にエンジンの850cc化をはじめとするレギュレーション変更が控えている。そのため2027年はサテライトチーム含めてライダー間のマシン差がなくなると予想されているため、サテライトチームでもチャンスはあるだろう。
だがバニャイヤはこの選択肢を選ばないつもりだ。ドゥカティとの長年の関係を踏まえて、サテライトチームのシートを受け入れるつもりはあるかと尋ねると、彼はトップライダーとしての自負を見せた。
「僕は常にトップを走るライダーだと信じているし、だからこそ常に最前線にい続けるという野心は持ち続けなくちゃいけない」
「選択肢はたくさんある。それにここ数年の僕自身の良い走りは今確かに助けになっている。とはいっても、プレッシャー抜きで焦ったりすることなく、自分が正しいと思う決断を下すつもりだ」
2027年以降に向けては、各陣営でラインアップの大変更が予想されている。ヤマハのファビオ・クアルタラロはホンダ移籍が噂されており、ホルヘ・マルティン(アプリリア)はその後任に……KTMのペドロ・アコスタがドゥカティ移籍と見られ、アコスタの後任にはアレックス・マルケスが……といった具合に大移動が起こりそうなのだ。
そのためバニャイヤにも他のファクトリーチーム移籍のチャンスが生じている。MotoGP公式に対し、バニャイヤは来季に向けて「素晴らしいチャンスがある」と話しているが、まだ具体的な選択肢については明かさなかった。
Francesco Bagnaia, Ducati Team
Photo by: Mohd Rasfan - AFP - Getty Images
「僕らは(アレックス・マルケスと)だいたい同じ状況だ」と彼は言う。
「僕の前には素晴らしいチャンスが並んでいる、まもなく決断するつもりだ」
そしてメディアの取材に対しては、さらに次のように付け加えた。
「話し合いは続いている。昨年のようなシーズンは自分を不利な立場に置きうるのは明らかなことだ。それでも多くのチャンスがあり、あとは決断するだけだ」
一方でバニャイヤにとって厳しい点もある。2025年に厳しい戦いを過ごしたあと、2026年シーズンに挽回した姿を見せて契約交渉につなげるのが難しいところだ。
レギュレーション変更を前に、ライダー市場はかつて無いほどの早期から動いているためだ。
2025年の苦戦が例外だったと示す機会が与えられないままの契約交渉には、フラストレーションを溜めているのではないかとバニャイヤに尋ねると彼はこう答えた。
「仕方ないよ。僕らは常に高速の世界で生きているんだから、速く走る事が必要なんだ。ホルヘ・ロレンソも言っていたように、世間は最後のレースでしか覚えてくれないからね」
「普通のことだし、そういうものだろう。それにここ3、4年は契約がはるかに早く決まっているのも確かだからね」
「それが現状だ。正直に言って、正しいと思う」
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