トラックハウス、新チームマネージャーにフランチェスコ・グイドッティを起用。ブリビオ退任後の新体制がスタート
MotoGPに参戦するトラックハウスは、新たなチームマネージャーにフランチェスコ・グイドッティを起用する。
MotoGPに参戦するトラックハウスは、新チームマネージャーとしてフランチェスコ・グイドッティを起用。今週末のチェコGPからすでに活動を開始している。
トラックハウスはヤマハやスズキで数々の実績を残してきたダビデ・ブリビオがチーム代表として引っ張ってきたが、彼は2026年限りでチームを離れ、ホンダへ移籍することが決まった。
トラックハウスも組織再編を進めて来たが、新たにチームマネージャーとしてフランチェスコ・グイドッティを採用することとなった。なおグイドッティはすでに第9戦チェコGPから活動を開始している。
ブリビオは今シーズンの残り期間では、チームの日常的な業務を引き続き監督していくこととなる。
新チームマネージャーのグイドッティは、プラマックで成功を収めたあと、2022年からKTMに移籍。しかしKTM内部の混乱と不安定な状況が続いた結果、2024年半ばにチームを去った。その後はMotoGPパドック内外で複数の可能性を模索していたが、最終的にトラックハウスからのオファーを受諾し、加入を決断した。
「まずは私を信頼してくれたジャスティン(マークス/オーナー)に感謝したい」と、グイドッティは言う。
Ai Ogura, Trackhouse Racing, Raul Fernandez, Trackhouse Racing
Photo by: Marc Fleury
「再びMotoGPに戻れることを非常に嬉しく思うし、これ以上の機会は望めなかった」
「トラックハウスは若くプロフェッショナルなチームであり、すでに特別な成果も挙げている。チームとライダーたちの成長に貢献できるよう全力を尽くしたい」
「再びアプリリアと仕事ができることも特別なことだ。たくさんの良い思い出と友人がいる。スーパーファイル・トラックハウスMotoGPチームに加われることを楽しみにしている」
オーナーのマークスは、新体制への期待を次のように語った。
「フランチェスコ・グイドッティを新たなMotoGPチームマネージャーとして正式に発表でき非常に嬉しく思う」
「彼は長年にわたり成功を収めてきた人物だが、それ以上に我々の企業文化とビジョンに合致している」
「MotoGP世界選手権で次のステージへ進むにあたり、彼のような人物がチームを率いることは大きな強みになる」
グイドッティが直面する最も重要な課題のひとつは、2027年のライダー体制の決定だ。
Motorsport.comの調べによれば、トラックハウスへマシン供給を行なっているアプリリアは、イタリア人ライダーのエネア・バスティアニーニの獲得を希望している。ただバスティアニーニの将来は現所属テック3・KTMとの契約オプション条項がどうなるかに左右され、もしオプションが行使されれば移籍は不可能となる。
より不透明なのはもうひとつのシートで、現在は多数の候補者が挙げられている。
直近のレースの好成績によって、ラウル・フェルナンデスの残留の可能性が高まっている一方で、Moto2でランキング首位のマニュエル・ゴンザレスや、現ホンダのルカ・マリーニといったライダーも候補として挙がっている。
ブリビオ退任後の新体制が正式にスタートした今、グイドッティの最初の大仕事は、2027年に向けたトラックハウスのライダー市場戦略をまとめ上げることになりそうだ。
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