MotoGP
バニャイヤは懸念も、最新型バイクが減っても問題ない? ドゥカティ幹部「これがベストな妥協」
ドゥカティのジジ・ダッリーニャは、2025年に投入するファクトリーマシンが3台に減ることについて、悪影響は無いだろうと決定を擁護した。

Rachit Thukral
公開日時: 2024/08/09 9:15
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

ドゥカティのゼネラルマネージャーを務めるジジ・ダッリーニャは、2025年からファクトリーマシンの台数が減ることで、ネガティブな影響はないと主張している。
今季限りでプラマックがドゥカティ陣営を離れることになった。これを受けてドゥカティは、2025年シーズンに向けてVR46とファクトリーサポート契約を締結し、1台のファクトリーマシンを供給することが先日発表された。
そのためドゥカティは来年、ドゥカティ・チームの2台、VR46の1台の計3台が最新型のファクトリーマシンとなる。現在は4台の最新型を走らせているため、そこから1台減ということになる。
ドゥカティのこうした決断について、パフォーマンスへの影響を懸念する声もある。ただダッリーニャは最新型3台、旧型3台の体制は、最良の妥協だと主張する。
「最終的に我々はバイクの総数を8台から6台へと減らした。そして、3台のファクトリーマシンと3台の旧型の組み合わせは、我々にとって最善の妥協案だった」
ダッリーニャはMotoGP.comに対してそう語っている。
「我々がサテライトチームを持つことはライダーを育成するためであるから、これは我々にとっても重要なことなんだ」
「結局のところ、新人や新顔には最新型のバイクは必要とされていない。ファクトリーマシンはより多くのプレッシャーなどをもたらすからだ。時には旧型のバイクでスタートする方が良いこともある」
ただKTMやヤマハといったライバルメーカーも、来年からはサテライトチームを含めてファクトリーマシンで揃えて来るため、その面で数字上は不利な立場とも言える。
しかしダッリーニャは、ファクトリーマシンの台数で劣っていても、ドゥカティが不利になることはないと考えている。
Luigi Dall'igna, Ducati Team
Photo by: Gold and Goose / Motorsport Images
「我々は勝ちたいと思っているし、バイクのポテンシャルをキープするためにベストを尽くさねばならないと思っている」
「しかし4台のファクトリーマシンを走らせることは、ファクトリーライダーのパフォーマンスにとっては、そこまで重要ではないと思う」
「前年のバイクであっても、バイクの改善のためにすべき道筋を理解し、開発をすることは可能だ」
一方で現在ドゥカティで2連覇中のフランチェスコ・バニャイヤは、ダッリーニャの見解に同意していない。彼は来シーズン、バイクを改善して行くための分析データが少なくなることは見逃せないと指摘している。
「大きな違いではないし、大きな不利ではないけれど、4台のバイクがいたほうが3台よりは良いよ」
バニャイヤはそう語る。
「4台あればよりデータが得られるし、より多くのことを理解できる。だから僕にとってはそっちのほうが良いんだ。でも、これは僕の決めることじゃないからね」
「何かテストするにしても、4人のライダーで試すことができたからそっちのほうが良かったね。そうなると、僕らもテストでやることは増えてくる」
「既に今年もテストでは(最新型が4台走っていても)仕事を終えられなかった。だから僕は最新型を4台用意して、2チームに同じものを与えたほうが良いと思っている」
Additional reporting by Lorenza D'Adderio
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 ヤマハMotoGPの頑張りが迷走? クアルタラロ「テスト多すぎてテストライダーみたいな感じ」
次の記事 来季MotoGP新スチュワードにライダー達「もっと公平に」と期待大。ペナルティの一貫性向上なるか

More from
Rachit Thukral

セバスチャン・ブエミ、フォーミュラEからの引退を発表。今後はエンビジョンのアドバイザーに就任
フォーミュラE
フォーミュラE
ロンドンE-Prix レース1
1 日前
セバスチャン・ブエミ、フォーミュラEからの引退を発表。今後はエンビジョンのアドバイザーに就任

ベッツェッキ、復活表彰台噛みしめる「厳しい時期だった。考えすぎを止めるのが難しいんだ」
MotoGP
MotoGP
イギリスGP
2 日前
ベッツェッキ、復活表彰台噛みしめる「厳しい時期だった。考えすぎを止めるのが難しいんだ」

大苦戦バニャイヤ、今季初のノーポイント週末に肩落とす「どうすればいいのか分からない」
MotoGP
MotoGP
イギリスGP
2 日前
大苦戦バニャイヤ、今季初のノーポイント週末に肩落とす「どうすればいいのか分からない」
![]()
More from
ドゥカティ・チーム

マルケス、イギリスGP苦戦はフィジカルの状態が良くなかった?「右腕をコントロールできなかった」
MotoGP
MotoGP
イギリスGP
1 日前
マルケス、イギリスGP苦戦はフィジカルの状態が良くなかった?「右腕をコントロールできなかった」

MotoGP、将来的な予算上限の導入を検討中。ここでもF1に続く?
MotoGP
MotoGP
1 日前
MotoGP、将来的な予算上限の導入を検討中。ここでもF1に続く?

MotoGP、F1と同じ道を選ぶ? カタールGP代替地開催の可能性も排除せず「当然、それは頭の中にある」
MotoGP
MotoGP
2 日前
MotoGP、F1と同じ道を選ぶ? カタールGP代替地開催の可能性も排除せず「当然、それは頭の中にある」
最新ニュース

FIA、ロシアとベラルーシのドライバー/チームへの制裁を限定解除。今後はそれぞれの国旗を使っての国際レース出走が可能に
機能
General
ライブテキスト
評価
機能
General 5 時間前
FIA、ロシアとベラルーシのドライバー/チームへの制裁を限定解除。今後はそれぞれの国旗を使っての国際レース出走が可能に

F1参戦開始からたった半年で代表交代、さすがに早すぎでは? なぜ“今”なのか……キャデラックCEO、新代表の言葉から真意を探る
機能
F1
ライブテキスト
評価
機能
F1 7 時間前
F1参戦開始からたった半年で代表交代、さすがに早すぎでは? なぜ“今”なのか……キャデラックCEO、新代表の言葉から真意を探る

予選ではレッドブルのセカンド史上最もフェルスタッペンに肉薄するハジャー。しかし本人は「驚いていない」と冷静……レースペース改善を誓う
機能
F1
ライブテキスト
評価
機能
F1 8 時間前
オランダGP
予選ではレッドブルのセカンド史上最もフェルスタッペンに肉薄するハジャー。しかし本人は「驚いていない」と冷静……レースペース改善を誓う

海外F1記者の視点|デカいエンジン音は正義なのか!? V8回帰に向かおうとするF1……その是非を考える
機能
F1
ライブテキスト
評価
機能
F1 13 時間前
ベルギーGP
海外F1記者の視点|デカいエンジン音は正義なのか!? V8回帰に向かおうとするF1……その是非を考える
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録