KTMがマルケス×アコスタのドリームチーム結成!? 「ふたりが揃えば素晴らしい」とチームマネージャー
MotoGPに参戦するKTMのチームマネージャーを務めるフランチェスコ・グイドッティは、将来的にマルク・マルケスとペドロ・アコスタのふたりでMotoGPチームを組むことができたら「素晴らしいだろう」と語った。
KTMのMotoGPチームマネージャーであるフランチェスコ・グイドッティは、将来的にチームのラインアップをマルク・マルケスとペドロ・アコスタで組むことができれば素晴らしいだろうと語った。
マルケスは2023年限りで長年在籍したホンダを離脱し、ドゥカティ陣営のグレシーニへと移籍した。良いスタートを切り将来的にドゥカティファクトリー入りの可能性も語られているが、さらにKTMへと移籍する可能性もある。
というのも、マルケスはそもそも2023年にホンダ離脱の可能性が取り沙汰された際、KTMへ自らアプローチしていたことが明らかになっていたからだ。
KTMのラインアップでは、ブラッド・ビンダーが既に2026年まで契約しているものの、2025年のもうひとつのシートはまだ未定だ。初のMotoGPタイトルを目指してるKTMとしては、マルケスという存在は役に立つはずだ。
そして125cc時代にマルケスとともに仕事をしていたKTMのグイドッティは、マルケスと2024年にKTM陣営のGASGASからMotoGPクラス昇格を果たした大型新人のペドロ・アコスタによる“ドリームチーム”を結成する可能性について言及している。
「ペドロに関しては、我々は彼を求める必要はない。既に彼と共にいるわけだし、我々は下すべき決断を下した上で良いスタートを切っている」
グイドッティはSky Sport Italiaにそう語った。
「マルクに関しては、とにかく、私は彼を手に入れたいと考えていることを隠すつもりはない。このふたりを揃えられれば、素晴らしいことだろう」
Moto3、そしてMoto2クラスを制して鳴り物入りでMotoGPクラスに上がってきたアコスタは、先日行なわれた開幕戦カタールGPの決勝で、マルケスと4番手で直接対決も演じて見せ場を作り、最終的に9位となった。
ルーキーのデビュー戦として非常に印象的なレースを見せたアコスタについて、グイドッティは次のように語った。
「ペドロはすぐにバイクにいいフィーリングを持つことができたが、それが重要なことだった」
「彼は学ぶのがとても速い。そして置かれた状況を最大限に活用している。そもそも、ルーキーは15位で22周するよりも、レースの半分をトップ5で走行するほうが良いんだ。より多くのことを学べるからね」
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