ホンダ版“スプーン”を速くも開発? アルゼンチンGPへ持ち込みか

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ホンダ版“スプーン”を速くも開発? アルゼンチンGPへ持ち込みか
執筆:
協力: Valentin Khorounzhiy
2019/03/29 9:02

合法判断が下されたドゥカティの“スプーン”だが、ホンダはアルゼンチンGPに同様のデバイスを持ち込んだようだ。

 開幕戦カタールGPでドゥカティが使用していたリヤタイヤ前に設置されたウイングレット状のパーツ、通称“スプーン”。その合法性についてライバルメーカーが抗議していたが、FIM控訴裁判所は合法という判断を下した。

 ホンダは一連の抗議へ参加したメーカーのひとつだ。しかし、motorsport.comの調べによると、ホンダは合法という判断に従い、似たデザインのパーツを急いで用意し、第2戦アルゼンチンGPへ持ち込んでいるようだ。

 28日(木)、ホンダのエンジニアは同パーツのトラックでの使用について承認をもらおうと、テクニカルディレクターのダニー・アルドリッジを探していた。

 同日、レプソル・ホンダのマルク・マルケスとチーム代表のアルベルト・プーチは、“スプーン”状のウイングレットをホンダがいつから実装するかは分からない、とメディアへ話している。

「ホンダがそれを解析しようとしていることは確かだ。そのパーツの機能がなんなのか、それによってどこを改善できるのかを理解しようとしている。そして、それはどのメーカーも行っているはずだ」と、マルケスは語った。

「だけど、僕は“スプーン”が(ラップタイムを)0.1秒も縮めるとは思わない」

 また、チーム代表のプーチはこう付け加えた。

「ホンダは常に新たなアイデアを考え、開発する企業だ。現時点で、我々は何がベストかを試しているだけだ」

「もちろん我々は”眠って”いるわけではない。今は“ホンダらしく”いる、というようなところだ」

 ホンダはFIMの下した裁定に同意しているわけではないが、決定自体は受け入れている、とプーチは話した。

「上訴したことについて、我々は満足している。“スプーン”はルールブックに含まれていなかったと我々は考えているからだ」

「だが、我々は決定を受け入れる。そういうことだ」

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この記事について

シリーズ MotoGP
イベント 第2戦アルゼンチンGP
チーム Repsol Honda Team
執筆者 Oriol Puigdemont
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